本日の献立
・ポークと冬野菜のカレー
・ターメリックライス
・ロールカツ
・カボチャの素揚げ
・紅芯大根と赤水菜と大根の柚子サラダ
・鶏皮ときゅうりの柚子胡椒和え
・自家製漬物
・青梗菜と人参のコンソメスープ
・豆乳クリームのフルーツサンド
各メニューの紹介
ポークと冬野菜のカレー
カレーの日(1月22日)を少し前倒しにし、みんなが大好きな“ポークカレー”を作ります。豚塊肉を豪快に使うことで、その脂から濃厚な旨味が溶け出し、とろける美味しさのカレーソースに仕上げていきます。
豚ロース塊は、一口大に切って、フライパンにオリーブオイルをひき、炒めていきます。
後ほど煮込んでいくバンブービレッジさんの大根、人参、さつま芋、ごほう、じゃがいもはそれぞれ予め乱切りにしておきます。
厚手の鍋にオリーブオイルをひき、すりおろしニンニクを入れて香りを出したら、フードプロセッサーで粗みじんにした玉ねぎ、人参、セロリも加えよく炒めていきます。
炒まったら、カレーペースト、カレー粉、トマト缶と水、肉を加えて、よく混ぜたら蓋をしてしばらく煮込みます。
30分ほど煮たら、乱切りにした野菜をいれ、野菜が柔らかくなるまで更に煮込んでいきます。
2種類のカレールーを入れ、プルーンピューレ、トマトケチャップ、ウスターソースをいれて、弱火で10分ほど煮込めば完成。
肉の旨味がしっかりと染み渡ったトロっと濃厚なカレーソースと、それに負けないしっかりとした味わいをもったバンブービレッジさんの有機野菜が、しっかりと合わさって美味しく煮込まれています。
ゴロゴロっと食べ応え充分の冬野菜からはそれぞれ違った味覚を楽しむことができますが、さすが旬、どれも本当に美味しいです(^^)。
ロールカツ
“トンカツ”と“カレー”という組み合わせは、もう誰にとっても間違いない美味しさだと思っています。「カツカレー」という音の響きは、それを耳にするだけで、胃袋から空腹の声が聞こえてしまうことでしょう。
本日は、そんなカレーとの相性ピッタリ中のピッタリである“トンカツ”を、フワッと食べやすく、そして肉汁ジュワっと美味しい“ロール状”にして作り、カレーに添えていきます。
豚肉のスライスは片面に塩胡椒し、くるくると巻き、薄力粉をまぶし、溶き卵にくぐらせて、パン粉をつけます。
180度の油で4分ほど揚げれば完成。半分に切ってお弁当に盛り付ければ、見た目も楽しい“渦”状の断面が並びます。
フワッ出来上がる層状のお肉と、頬ばりやすいロール状の形はどんな方でも食べやすいです。一方で豚肉一枚分ではあるものの、一本でしっかりと満足できるボリューム感があります。
カレーをトロっとかければ、サクサクの衣とスパイシーなソースがよく絡み、脂染み出るジューシーなお肉とともに本当に美味しくいただけます(^o^)。
紅芯大根と赤水菜のサラダ
紅芯大根や赤水菜がもつ赤色は“アントシアニン”によるものですが、このアントシアニンの色素は「酸性で更に赤くなる」ため、酢やレモンと合わせるとより鮮やかな色を引き出すことができます。
赤水菜は3cmほどに切り、紅芯大根はスライサーで薄くいちょう切りに、大根はフードプロセッサーで千切りにします。
ボウルに、すし酢を入れ、花柚子の絞り汁1個分をいれてよく混ぜれば“紅芯大根と赤水菜のサラダ”が完成。
酢やレモンでキレイに赤色を輝らせたサラダは、そのサッパリした風味が濃厚なカレーにもよく合います。
“アントシアニン”は抗酸化作用があるため、アンチエイジング効果が期待できるのも“赤い野菜”の嬉しいところです。
黄色に寄りやすいカレーに赤色が入るのもお弁当の彩りに効果的ですので、カレーに合わせるサラダとして作っておきたいオススメの一品です。
豆乳クリームのフルーツサンド
恐らく2年くらい前からSNSを中心に使われている“萌え断”というワードですが(僕は最近知りました…)、その最たるものとして、今もなお人気の食べ物が“フルーツサンド”。
萌え断初心者ではありますが、豆乳クリームを使って、ヴィーガンの方でも食べられるフルーツサンドを作りました。
ボウルに豆乳生クリームとグラニュー糖を入れて、ハンドミキサーで固めのホイップクリームを作ります。
食パン片面に、豆乳ホイップクリームを塗り、バナナ、いちご、みかんを中央に乗せて、蓋をする側のパン片面にもホイップクリームを乗せます。
ラップで包み冷蔵庫に30分ほどいれて落ち着かせ、良く切れる包丁で、ラップごと真ん中から切ります。
綺麗な断面ができれば完成。
豆乳クリームを初めてサンドイッチに使ってみましたが、思っていたよりもずっと固めに泡立てることができるため、全く崩れることなくフルーツをサンドすることができました。
SNSなどを少し眺めてみても“萌え断”の奥深さを知ることができますが、フルーツの並べ方や使うフルーツに工夫を凝らし、よりよい出来のものを目指して、改めてチャレンジしてみたいと思います(^^)。
「東京里山ごはん」とは?
NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。
美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。
この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へも、一食1,000円(税込)でご用意させていただいております。
施設の昼食としてお作りするものですので、①メニューは日替わりで1パターンのみ、②12時半にお食事を提供、③前日午前中までの完全予約制、ではございますが、それでもご希望いただける方は、「お問い合わせ」よりご連絡いただければと思います。
※ 記載している内容は投稿時のものです。随時修正を加えてはおりますが、現状と内容が異なる場合もございますので、御了承ください。