里山ごはん

ヴィーガン感じさせないボリューム満点洋食弁当 #163里芋のハンバーグ&カレーピラフ【東京里山ごはん】

素材提供:大浩研熱(株)松浦様、大谷里山農園 大谷様

いつもありがとうございます!

 

本日の献立

・スパイシーカレーピラフ

・里芋とおからのハンバーグ 玉ねぎソース

・小松菜のガーリック炒め

・ハッシュドポテト

・人参ラペ

・夕顔とコリンキーのピクルス

・香川県産ミニトマト

・菊芋の豆乳ポタージュ

・カボチャ蒸しパン

・紅茶

 

豆腐とおからのハンバーグ&スパイシーピラフ

 

カボチャ蒸しパン

 

 

各メニューの紹介

本日はヴィーガンデー。毎週木曜日に実施してきたこの取り組みですが、いつもランチに来てくれていたバンブービレッジの金子さん、川崎くんがそれぞれ来月から四国に移られるということで、曜日を合わせて今月のみ金曜日に開催してきました。

お二人ともいつもありがとうございました。距離はできてしまいますが、これからもよろしくお願いいたします(^^)。

スパイシーカレーピラフ

1月22日は“カレーの日”。今から40年程前の1982年1月22日、“学校給食35周年”を記念して全国一斉にカレーが給食で出されたことから、カレーの日となったようです。

そんなことを知ってか知らずか(笑)、今週2回目のカレーメニューとなりましたが、野菜の甘みとよく合うスパイシーな風味が嬉しい“カレーピラフ”が本日のごはんです。

米5合は洗っておき釜に米をセットしたら、5合より少なめに水を注いで、30分ほど置いておきます。

ヴィーガン野菜ブイヨン大さじ2、カレー粉小さじ2、ターメリック小1、カレーペースト小さじ2、塩小さじ1、ケチャップ大さじ1、醤油大さじ1を入れてよく混ぜます。

上にみじん切りにした、玉ねぎ、ピーマン、スライスマッシュルーム缶大1/3、コーン缶大1/3を入れて炊きます。

炊き上がって味見をし、味が薄いようであれば、塩胡椒を加えて、全体を良く混ぜながら味を整えていきます。少し味が濃いくらいの方が、スパイシーさを感じられ美味しいように思います。

洋風なお弁当によく合う黄色いご飯は、食欲そそるスパイシーな風味をしっかりと感じられるものの、辛さは抑えめにしてありますので、どなたでも食べやすい味付けになっています。

水加減が少し難しいようにも思いましたが、程よくパラパラっとほぐれるくらいのちょうど良い炊きあがりとなりました(^^)。

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里芋とおからのハンバーグ

本日はビーガンデーですので、肉を使わずに植物性素材だけでハンバーグを作っていきます。

メインとなるのが、バンブービレッジさんの自然栽培による立派な里芋。すりおろして使うことでフワフワと美味しいハンバーグになります。以下分量はハンバーグ30個分で記載していきます。

里芋20個はすりおろし、生おから200g、絹豆腐1丁、片栗粉大さじ5、塩胡椒少々、自家製味噌大さじ2とともにボウルに入れて良く混ぜます。

しいたけ1パック、玉ねぎ1個はみじん切りにし、オリーブオイルをひいたフライパンでよく炒めて、ボウルに加えます。

タネは小さな丸型にして、オリーブオイルをひいたフライパンに落とし、蓋をして中弱火で、片面4分ほどかけ両面をじっくり色よく焼いていきます。

焼きあがる間に別のフライパンで、すりおろし玉ねぎ1個とみりん、砂糖、酒、自家製醤油を入れて煮詰め、玉ねぎソースを作っておき、ハンバーグを盛り付けたら、上から玉ねぎソースをかければ完成。

カリっと焼き上がったハンバーグ、中はすりおろした里芋のフワフワっとした食感と、芋自体の美味しさで満たされています。

この優しい味わいに、玉ねぎの甘さが効いたソースがまたよく合い、物足りなさなど全くない、美味しいヴィーガンハンバーグです(^o^)。

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カボチャ蒸しパン

寒い時期には何故だか、かぼちゃのほっとする優しい甘さがとてもありがたく感じます。そんなかぼちゃの甘みをそのまま感じられる素朴でシンプルなカボチャの蒸しパンが本日の食後の一品です。

ボウルに薄力粉450g、きび砂糖150g、ベーキングパウダー大さじ2、ココナッツオイル30g、塩ひとつまみ、豆乳360mlを入れてよく混ぜます。

カボチャ1/4は皮ごと、5㎜角に切っておき、半分はボウルに混ぜて、もう半分は上に乗せる飾りにします。

クッキングシートを敷いた蒸し器に生地を注ぎ、40分蒸せば綺麗なオレンジ色の蒸しパンが完成です。

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その他の食材の紹介

香川県産ミニトマト

大浩研熱㈱の松浦様から提供いただきました“田んぼ屋たなか”さんのミニトマト。はちきれそうなくらい皮がパンパンに張っていて、見るからに美味しそうです。

サイトには「皮がパリッとしていてミニトマトらしい酸味が特徴です」と紹介されていますが、まさにそんな感じでして、皮周辺の果肉部分が他のトマトとの違いをすぐに感じられるくらいパリっとぷりっと特徴的で、本当に美味しいです。ごちそうさまでした。

 

夕顔とコリンキーのピクルス

大谷里山農園大谷様からいただいたのは、夕顔とコリンキーのピクルス。

干瓢の原料であり、古くから和食を支えていた“夕顔の実”ですが、生産者が減り国産のものがどんどんと無くなってきているようです。そのような背景の中、ノウハウを将来につなげようと大谷里山農園では夕顔栽培が行われています。

お弁当に少し添えるだけで彩りよくなる白とオレンジが特徴のピクルス。ぽっぽ町田内「まちだツーリストギャラリー」などでも購入可能です。

“町田プレミアム”のラインナップとして、町田市観光ガイドでも取り上げられていますので、よろしければご覧ください。

 

「東京里山ごはん」とは?

NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。

美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。

この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へも、一食1,000円(税込)でご用意させていただいております。

施設の昼食としてお作りするものですので、①メニューは日替わりで1パターンのみ、②12時半にお食事を提供、③前日午前中までの完全予約制、ではございますが、それでもご希望いただける方は、「お問い合わせ」よりご連絡いただければと思います。

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※ 記載している内容は投稿時のものです。随時修正を加えてはおりますが、現状と内容が異なる場合もございますので、御了承ください。

ABOUT ME
高井 大輔
横浜市出身、東京都町田市在住。 学生時代に“大学ボランティアセンター”づくりを目指し活動し、卒業後そのままセンターの職員に。大学周辺に福祉施設が不足していることを知り、大学を退職。障害福祉を扱う会社とNPOを設立。現在、施設運営を行いながら、「自ら生きる」をテーマとした生活づくりを実践中。