里山の手しごと

【里山の手しごと】冬だけど夏みかん。今の時期にこそ作りたい #10夏ミカンジャムを作る

素材提供:伊藤様、井上様

ご提供ありがとうございます。

冬だけど“夏みかん”

夏みかんの収穫時期

様々な品種がある夏みかんは、その名前の通り5月頃からの初夏が旬といわれますが、味の良いものはまだ寒い冬の時期に収穫されています。

収穫したばかりの夏みかんは、そのままの状態ですとレモンに近い酸っぱさをもっていますが、貯蔵庫で保管する中で、果実が持つクエン酸を消費させることで、初夏には甘みをしっかりと感じる“夏みかん”と変わっていきます。

一方、夏まで樹につけたままの夏みかんは、花を咲かせるために多くの栄養分が吸い取られ、実がスカスカになってしまうため、今の時期に取れた夏みかんこそ、瑞々しくジャムにも適したものになります。

今の時期にこそ作りたい

ジャムの場合、砂糖などにより甘みも足せるため、今の時期の夏みかんがもつ強い酸味が魅力になります。

アンチエイジング効果もあるクエン酸も、果実に豊富に含まれていることから、まだ寒い時期の今にこそ作りたいジャムです。

夏みかんジャムを作る

ジャムの材料

ジャムの材料は以下の通りです。

・夏みかん(ヘタや種などを除く) 1kg

・砂糖 900g

実際には、ピッタリの量を用意するのは難しく、ヘタや種、ヘタに近い部分の皮や中央のワタを取った後に重量を測定し、その9割の量の砂糖を用意することになります。

ジャムの作り方

夏みかんはよく洗い、厚い皮をむきます。ヘタに近い部分の皮と、果肉の中心にあるワタは捨て、果肉を薄皮から取り出します。果肉からは種を取り出し、種も含めてそれぞれ分けておきます。

ペクチンを含む種は、とろみを出すのにに使うので、分けて、お茶パックまたはネットに入れます。今回は水切りネットを使いました。

薄皮はフードプロセッサーでしっかりと細く切り、外皮はできる限り細かく千切りにします。果肉と薄皮、外皮それぞれの重量を測定します。

鍋に、外皮とかぶる位の水を入れて火にかけ、沸いたら3分茹でてザルに取る。これを計3回繰り返します。

鍋に、水を切った外皮、薄皮、果肉、砂糖、ネットに入れた種を入れ、火にかけます。

あくを取りながら、強めの中火で煮、10分経ったら種を取り出し、さらに5〜8分程煮て火を止めます。熱いうちに、煮沸した瓶に入れれば完成。

ジャムは冷蔵庫で保存します。パンに塗るだけでもヨーグルトにかけても美味しく食べられますし、風味がしっかりしているので焼き菓子に乗せても果実の味を楽しめるかと思います。

 

「里山ごはん」について

里山ごはんとは?

NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。

美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。

この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へのご用意もさせていただいております。気になる方は「お問い合わせ」よりご連絡ください。

お問い合わせ現在「里山ごはん」のご用意は不定期で行わせていただいています。 お手数ですが、ご予約・お問い合わせは下記までお願いいたします。 ...

 

素材提供のおねがい

里山ごはんでは、福祉施設での食事提供を通して、関係する様々な方へのよりよい食生活の支えを目的とし、食材の提供を募集しております。

皆さまからいただいた食材は、里山ごはんの素材として活用させていただいた上で、当サイト及び運営しているSNSにて紹介させていただきます。また希望される方には、専門のメンバーが作るレシピの詳細、撮影した写真をお渡しいたします。

余った食材をお持ちの方、お作りになられている食材の活用方法を検討されている方など、私たちの趣旨をご理解いただき素材をご提供いただける方がいらっしゃいましたら幸いです。

食材提供のご連絡は、当サイトのお問い合わせよりお受けいたします。皆さまどうぞよろしくお願いいたします。

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ABOUT ME
高井 大輔
横浜市出身、東京都町田市在住。 学生時代に“大学ボランティアセンター”づくりを目指し活動し、卒業後そのままセンターの職員に。大学周辺に福祉施設が不足していることを知り、大学を退職。障害福祉を扱う会社とNPOを設立。現在、施設運営を行いながら、「自ら生きる」をテーマとした生活づくりを実践中。