里山ごはん

栄養満点!夏バテをふきとばす #87ヒレカツカレー&夏野菜のフライ【東京里山ごはん】

本日の献立

・カツカレー
(ヒレカツ バジルヒレカツ オクラフライ はぐら瓜フライ)

・紫キャベツとレッドアーリー、コリンキー、オクラのサラダ

・きゅうりの自家製ピクルス

・ターメリックライス 自家製ドライパセリ

・ダビデの星オクラのコンソメスープ

・赤紫蘇スカッシュ

・オレンジゼリー

 

ヒレカツカレー&ダビデの星オクラのスープ

 

オレンジゼリー&赤紫蘇スカッシュ

 

各メニューの紹介

ポークカレー

前置きしますが、カレーの液体部分は“ルウ”?、カレーを作るときに入れるあの塊は“ルウ”?、どちらもルウと呼ばれるのかと気になりまして…。

調べてみると正しくは、カレーを作るときに使う塊が「ルウ」。そして、カレーの液体部分については「カレーソース」と言うのが料理の業界用語としては一般的なようです。

言葉なんていうのは伝われば良いとも思いますので、どちらでもよかったりするのですが、一応今回だけでもカレーソースと呼ぶことにしてみます。

さて、今回のヒレカツカレーの“カレーソース”は、豚肉を豪快に切って煮込んだポークカレーにしています。

カレーソースはまず、厚手の鍋にオリーブオイルをひき、バンブービレッジさんのにんにくをみじん切りに、玉ねぎはスライスにして入れ、中火〜弱火で飴色になるまで約30分ほど炒めていきます。

一方で、豚ロース肉は、塊を食べやすい大きさに切り、オリーブオイルをひいたフライパンでこんがりと焼き、白ワインを入れていきます。

玉ねぎは甘みを十分に感じるくらいまで、豚肉は軽く焦げ目がつくくらいまで火を通したら、玉ねぎの鍋の中に、肉汁ごと豚肉を入れて、更に炒めていきます。

カツカレーのカレーソースは具材をシンプルにしたいものですが、バンブービレッジさんのじゃがいもが、やっぱりなんとも言えない美味しさなので、4等分ほどの大きさに切ってて贅沢に使っていきます。

それにカレー粉、パプリカパウダー、ローリエをいれたら、水を入れて20分ほど煮ていきます。

じゃがいもが柔らかくなるくらいまで煮えたら、食べる人の好みに合わせて選んだ2種類のカレールーを混ぜて入れ、更に煮込みます。

最後にケチャップ、ウスターソースで味を整えればカレーソースの完成。

どれだけ味を加えても、ベースである玉ねぎの甘さが消えることはありません。むしろ甘みがグングン引き出てきて、一口食べれば口の中に玉ねぎの美味しさが広がるほどです。

丁寧に炒めた甲斐あって、美味しいカレーソースに仕上がりました(^^)。

https://dtakai.com/2020/06/30/%e3%80%90%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e9%87%8c%e5%b1%b1%e3%81%94%e3%81%af%e3%82%93%e3%80%91%e3%82%aa%e3%83%aa%e3%82%b8%e3%83%8a%e3%83%ab%e3%82%b9%e3%83%91%e3%82%a4%e3%82%b9%e3%82%ab%e3%83%ac%e3%83%bc%ef%bc%86/

 

ヒレカツと夏野菜のフライ

ソースだけで十分美味しいのですが、これにカレーのおトモとなるヒレカツと夏野菜のフライを揚げていきます。

豚ヒレ肉は、そのままカツにしたものと、自家製バジルペーストを塗り、バジルカツにしたものの2つを用意しました。

豚ヒレ肉は塊を一口大に切っていきます。

切ったら、肉たたきで柔らかくし、塩コショウで下味をつけておきます。バジルカツのほうには、バジルペーストを塗っておきます。

小麦粉をまぶして溶き卵にサッと通したら、パン粉つけて170度の油で揚げていきます。パン粉は予め叩いたりして少し細かくしておくと満遍なくつけやすくなります。

オクラは無駄なく使えるように、ヘタと実の境目にあるガクに包丁を入れ、ぐるりと1周薄く剥き取ります。

はぐら瓜は一度半分に割り、中の種をスプーンで取り除き、その後1センチほどの厚さで切っていきます。

ヒレカツ同様に衣をつけて揚げれば完成。

サクサクのフライと旨みたっぷりのカレーソースは当然相性抜群です。さすがは誰もが大好きカツカレー。

はぐら瓜のフライは中がふわふわで美味しく、ヒレカツから香るバジルの香りとカレーもまたよく合いますね(^^)。

東京里山ごはん200529-1
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ダビデの星オクラのスープ

オクラの一種である“ダビデの星”は、一般的なオクラに比べ太く、断面は切れ込みが入ったキレイな星形になっていなっています。

肉厚ですが、固さもなく、独特の香りが感じられ、見た目だけでなく、味もとても良い野菜です。

ダビデの星と一般的なオクラとの二種類をスープに入れ、大小様々な大きさの星を浮かばせたいと思います。

オクラは塩で板ずりしてうぶ毛をとっておき、両方ともヘタを取ったら、2.3ミリ程度の厚さで小口切りにします。

鍋でお湯を沸かしたらオクラとともにコンソメを入れ、塩コショウで味を整えるだけ。

ダビデの星が本当にキレイです。オクラのトロリとした粘り気が全体に広がり、飲みやすいスープになりました。

食感もしっかりと残りますので、サクサク感を楽しみながら飲んでいただく、野菜の美味しさをしっかりと味わえるコンソメスープです。

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「東京里山ごはん」とは?

NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。

美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。

この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へも、一食1,000円(税込)でご用意させていただいております。

施設の昼食としてお作りするものですので、①メニューは日替わりで1パターンのみ、②12時半にお食事を提供、③前日午前中までの完全予約制、ではございますが、それでもご希望いただける方は、「お問い合わせ」よりご連絡いただければと思います。

※ 記載している内容は投稿時のものです。随時修正を加えてはおりますが、現状と内容が異なる場合もございますので、御了承ください。

ABOUT ME
高井 大輔
横浜市出身、東京都町田市在住。 学生時代に“大学ボランティアセンター”づくりを目指し活動し、卒業後そのままセンターの職員に。大学周辺に福祉施設が不足していることを知り、大学を退職。障害福祉を扱う会社とNPOを設立。現在、施設運営を行いながら、「自ら生きる」をテーマとした生活づくりを実践中。