里山ごはん

鶏ササミを美味しく食べる #70バジルと紫蘇のロールフライ&メロン豆乳スムージー【東京里山ごはん】

本日の昼食

・ささみのバジルと紫蘇のロールフライ

・アスパラガスとゴーヤのチャンプルー

・紫にんじんとレッドアーリーのピクルス

・自家製きゅうりの漬け物

・ケール ミニトマト

・有機じゃがいもとバターナッツの豆乳ポタージュ ローズマリー風味

・フローズンメロンの豆乳スムージー

 

東京里山ごはん200730ささみのバジルと紫蘇のロールフライ&アスパラガスとゴーヤのチャンプルー

 

東京里山ごはん200730-2フローズンメロンの豆乳スムージー

 

 

各メニューの紹介

ささみのロールフライ

低カロリーでタンパク質やビタミン類も豊富な“鶏のささみ”。

その一方で、淡白で独特のパサパサ感もあり、たくさん食べるのが難しいという方も少なからずいるのではと思います(僕もその一人…)。

そんな方に是非食べていただきたいのが、ささみのロールフライ。自家製の紫蘇とバジルをささみと一緒に巻きました。

 

薄く開いたささみを巻くことで、塊のまま食べるよりもフワッと感がずっと増し、衣で肉汁を包み込むことで、肉そのもののジューシーさを逃すことなく美味しく食べられます(^o^)。

 

鶏のささみ肉は、香りと食感を良くするために、脂と筋を取り除き、観音開きにします。

内側には塩胡椒で下味をつけ、一つは紫蘇を、もう一つはバジルを乗せ巻きます。

 

見た目や風味の違いをより感じていただくために、今回はバジルを巻いた方には、粉ふるいを使い、表面に小麦粉とともにカレーパウダーを振りかけていきます。

 

卵、パン粉がつきすぎない程度に、サッと衣をつけ、5〜6分ほど揚げれば完成です。

出来上がったフライは厚みが結構ありますので、中まで火が通っているか不安な方は、半分に切って盛り付けると良いかもしれません。キレイな葉っぱのロール柄も見えます(^^)。

 

フワフワに揚がったフライは食べやすいけどボリューム満点。中からはしっかりと紫蘇やバジルの香りが感じられ、より風味を楽しみながら食べることができます。

自家製ハーブのクリーピングタイムとオレガノが爽やかさも醸し出し、いくらでも食べられるような、ささみフライとなりました(^o^)。

ビーガンの方向けのお弁当には、車麩のフライに変更してお出ししています。

 

 

 

バターナッツのポタージュ

いつもお世話になっているバンブービレッジさんから有機のバターナッツが届きましたので、有機じゃがいもとともに、このバターナッツを使い、ポタージュにしました。

 

玉ねぎ、じゃがいもはスライスし、キレイなオレンジ色のバターナッツは一口大に切っておきます。

鍋でオリーブオイルを熱したら、玉ねぎ、じゃがいも、バターナッツの順に炒めていきます。

ある程度炒まったら、水を入れ、ビーガンの方も食べられるように、昆布出汁で野菜が柔らかくなるまで煮ていきます。

 

野菜が柔らかくなったらブレンダーでペースト状にし、水と同量程度の豆乳を入れ、塩胡椒、ローズマリーをいれて一煮立ちさせます。

 

ローズマリーは香りが良く出ますので、風味がついたら取り出しておきます。

器にスープを注いだら、ローズマリーを飾り、完成。

 

味付けはシンプルですが、バンブービレッジさんの野菜の味の濃さというか深さというか、そんな素材の良さがとても感じられるポタージュとなりました。

色味もキレイな黄色に仕上がり、キレイですね(^^)。ローズマリーの緑色が良い感じに映えます。

 

アスパラとゴーヤのチャンプルー

暑い日が続くようになってきましたが、そんな日にもってこいの野菜“ゴーヤ”。これに味わい楽しんでいただけるようにアスパラガスをプラスして、ゴーヤチャンプルーにしました。

ゴーヤ(現地ではゴーヤー)は沖縄地域だけでの呼び名だったようですが、今やどこでも作られる一般的な野菜となり、ゴーヤの名は全国に広がっていきました。

ゴーヤチャンプルーも、もはやどの家庭でも作られるような夏の定番料理となりましたね。

 

ゴーヤは縦半分に切り、種をスプーンですくい取り、5ミリ程度の薄切りにし、塩をまぶします。5分程置いた後に水洗いして水気をきります。

アスパラガスも同じ程度の厚さで斜めに切り、油をひいたフライパンで炒めていき、ある程度火が通ったら、ゴーヤも足していきます。

 

水切りした豆腐を、手で一口大にしてフライパンに足していき、昆布出汁、塩胡椒で味を整えれば完成。

 

ゴーヤのほろ苦さが、じわじわ暑い夏の日にはより美味しく感じられます。豊富な鉄分と、その吸収を補うビタミンC。疲労回復が高いゴーヤで、これからの暑い日を無事乗り切りたいものです(^^)。

 

フローズンメロンの豆乳スムージー

メロンスムージーも色々と試してきましたが、ついにいよいよ、完成版といったところでしょうか。これは美味しい!(もちろんまだまだ試行錯誤重ねていきますが(^^))。

町田の特産品である“まちだシルクメロン”そのものの美味しさを味わっていただきたい一心で色々と試してきましたが、まさに甘さ、香り、みずみずしさそれぞれの魅力を楽しんでいただけるようなものになったかと思います。

 

メロンの半分は、1センチ角ほどで小さく角切りにし、くっつかないようにある程度広げて冷凍庫で2時間ほど冷やしておきます。

 

もう半分のメロンは、フードプロセッサーに入れやすい程度の大きさに切り、ペースト状にしたら、豆乳と混ぜます。

カップに凍りかけた角切りメロンを入れ、そこにメロンと豆乳のペーストを注いだら、バニラアイスを乗せます。

自家製ミントを添えれば完成。そのままでもしっかり甘さが出ていますが、バニラアイスを溶かしながら飲むと、程よい甘さとクリーミーさが、よりメロンの美味しさを引き出します。

 

東京里山ごはん200730-2

ビーガンの方向けには、バニラアイスを乗せず、メープルシロップを足すことで、こちらも美味しいスムージーになります(^^)。

 

「東京里山ごはん」とは?

NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。

美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。

この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へも、一食1,000円(税込)でご用意させていただいております。

施設の昼食としてお作りするものですので、①メニューは日替わりで1パターンのみ、②12時半にお食事を提供、③前日午前中までの完全予約制、ではございますが、それでもご希望いただける方は、「お問い合わせ」よりご連絡いただければと思います。

※ 記載している内容は投稿時のものです。随時修正を加えてはおりますが、現状と内容が異なる場合もございますので、御了承ください。

ABOUT ME
高井 大輔
横浜市出身、東京都町田市在住。 学生時代に“大学ボランティアセンター”づくりを目指し活動し、卒業後そのままセンターの職員に。大学周辺に福祉施設が不足していることを知り、大学を退職。障害福祉を扱う会社とNPOを設立。現在、施設運営を行いながら、「自ら生きる」をテーマとした生活づくりを実践中。