里山ごはん

ヴィーガン素材でタイ料理弁当 #215カオパット・ロットファイ&春雨と野菜のラープムー【里山ごはん】

定期的に作っていますヴィーガン弁当。自然農法を行う“バンブービレッジ”の会田さん監修のもと、本日はタイ料理に寄せたアジアの雰囲気漂うお弁当に仕上げました。

素材提供:バンブービレッジ様、大谷里山農園様、まちだシルク農園様

いつもありがとうございます!

お弁当の献立

・カーオ・パット・ロットファイ(タイ風チャーハン)

・春雨と野菜のラープムー(タイ風 ベジミートのサラダ)

・パクチーときのこと長ネギの春巻き チリソース添え

・カリフラワーとじゃがいものクミン炒め

・筍と厚揚げのココナッツミルクカレー

・メロンオーツミールミルク

 

カオパットロットファイ&春雨と野菜のラープムー

 

各メニューの紹介

カオ・パット・ロットファイ

タイ語でそれぞれ、“カオ”=ご飯、“パット”=炒める、“ロットファイ”=汽車。「昔のタイの汽車で売られていたようなスタイルの焼き飯」という意味の料理がこの“カオ・パット・ロットファイ”です。

本来は海老または牛ひき肉を固めた肉片を使ったりするものですが、本日はヴィーガンしようということで、大豆が原料のヴィーガンパテを使って作ります。

ヴィーガンパテは、オリーブオイルをひいたフライパンでこんがりと焼き、5ミリ角に切り、ヴィーガンソーセージは斜めぎりにして炒めます。

玉ねぎは、包丁で粗いみじん切りにしたら、オリーブオイルをひいたフライパンでよく炒め、切ったヴィーガンパテを合わせ、炊いたタイ米を入れて、木ベラで炒め合わせます。

タイのソイビーンソースと農園自家製の醤油をフライパンの淵から流し入れ、焦がし醤油にしてから、全体と混ぜあわせます。

塩胡椒で味を整え、盛り付けたら、刻んだパクチーを乗せ、ヴィーガンソーセージを添えれば完成。

ヴィーガンパテはそのまま食べても、しっかりと肉っぽさを感じるほどのジューシーさをもっていますが、ご飯と混ぜ合わせることで、ボリュームある焼き飯に仕上がります。

カオパットの味付けにはもともと、ナンプラーやオイスターソースを使ったりすることが多いのですが、ヴィーガン素材に限定するため“ソイビーンソース”を使っています。

日本の一般的な醤油と違い、甘みや旨味が濃く作られていますので、ナンプラーなどを使わずとも旨味十分のメニューになりました。海外のものを取り扱うスーパーなどでも手に入りますので、気になる方はお試しください(^^)。

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春雨と野菜のラープムー

“ラープムー”の“ラープ”とはタイの料理名で、肉や魚、赤たまねぎをナンプラー、ライム、唐辛子などで和えたスパイシーなサラダのことをいいます。

“ムー”は「豚肉」という意味で、このラープムーにおいては主に豚のひき肉を使いますが、野菜や豚ひき肉を混ぜ合わせ食べるサラダが、タイではメジャーな料理「ラープムー」です。

春雨は茹でた後、よく水切りし、食べやすい長さに切っておきます。レタスは洗って水気をとったらちぎり、きゅうりは半分に切ってから、斜めぎりにします。

パプリカは半分に切って種をだし薄くスライスし、紫玉ねぎ半分もスライスしたら、ボウルの中で、野菜と春雨をまぜておきます。

残り半分の紫玉ねぎは、包丁でみじん切りにし、ベジミートのフィレタイプは、フードプロセッサーにかけて、粗みじんにしておきます。

フライパンにオリーブオイルをひき、紫玉ねぎを良く炒めたら、ベジミートを入れて混ぜ、すりおろしにんにく、すりおろし生姜、ナンプラー、自家製醤油、きび砂糖、スイートチリソースを入れて味を付けます。

お弁当に春雨と野菜を盛り付け、自家製人参ドレッシングをかけた上に、ベジミートを乗せ、飾りにスライスしたレモンを添えれば完成。

甘辛く味付けしたベジミートが、さっぱりとした春雨サラダとよく合います。ラープムーは本来、パクチーを混ぜ合わせるのが一般的な作り方ですので、苦手でなければ一緒に入れてみるのがオススメです(^o^)。

現地ではライムを使いますが、今回は手に入りやすいレモンを使いました。爽やかな風味が、しっかりめに味付けした他のメニューともとてもよく合い、ともにアジアの雰囲気を楽しめる一品となりました。

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「里山ごはん」とは?

NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。

美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。

この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へも、一食1,000円(税込)でご用意させていただいております。

施設の昼食としてお作りするものですので、①メニューは日替わりで1パターンのみ、②12時半にお食事を提供、③前日午前中までの完全予約制、ではございますが、それでもご希望いただける方は、「お問い合わせ」よりご連絡いただければと思います。

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ABOUT ME
高井 大輔
横浜市出身、東京都町田市在住。 学生時代に“大学ボランティアセンター”づくりを目指し活動し、卒業後そのままセンターの職員に。大学周辺に福祉施設が不足していることを知り、大学を退職。障害福祉を扱う会社とNPOを設立。現在、施設運営を行いながら、「自ら生きる」をテーマとした生活づくりを実践中。