里山ごはん

サクッ!揚げたて衣に包まれた #195ヤーコンの磯辺揚げ&蜂蜜レモンの蒸しパン【里山ごはん】

本日はしらすとともに磯の風味感じる磯辺揚げを添えた和風のお弁当にを用意しました。サクッとした衣に、しっかりとした素材の旨味も包みこまれていますが、伊豆大島の天然塩“オーシャン オブ フラワー”の優しい塩みもそれによく合い、どれも美味しくいただけます。

素材提供:れもねゑど様、林様、まちだシルク農園様、佐藤商店様

いつもありがとうございます!

本日のお弁当の献立

・しらす丼

・ヤーコンとしめじと人参の磯辺揚げ

・菜の花のおかかマヨ和え

・人参のきんぴら

・カニカマ入り卵焼き

・自家製ぬか漬け

・紅芯大根の甘酢漬け

・えのきと紅芯大根の味噌汁

・蜂蜜レモン蒸しパン

・紅茶

 

ヤーコンの磯辺揚げ&菜の花のおかかマヨ和え

 

蜂蜜レモンの蒸しパン

 

各メニューの紹介

ヤーコンの磯辺揚げ

シャクッという歯ごたえと、優しい甘さから「畑の梨」とも呼ばれる“ヤーコン”。

見た目通りイモの仲間ではありますが、ジャガイモやサツマイモのようにでんぷん質を持つ訳ではなく、その代わりに含まれる“オリゴ糖”がこのヤーコンの特徴で、低カロリーな上、栄養抜群の嬉しい食材です。

本日は磯辺揚げにすることで、サクッとした食感も加えた上で、振りかける塩とともにバランスの良い塩味と甘味を楽しんでいただきます。

ヤーコンはよく洗って皮をむき、厚さ1センチほどで輪切りにします。

天ぷら粉を水で溶き、青海苔を入れたら、これにヤーコンをくぐらせ、180度の油でカラリと揚げれば完成。

大島の天然塩をかけて、お弁当に盛り付けます。

サクサクっと揚がったヤーコン。衣の中から表れる優しい甘みは、揚げることで一層美味しく感じられます。

揚げても損なわれることのないシャクシャクっとした食感もまたとても良く、ヤーコンの食べ方としてはオススメしたいレシピの一つです。是非お試しください(^o^)。

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菜の花のおかかマヨ和え

今が旬の“菜の花”。今の時期は苦味も少なく、とても柔らかいため、春らしい風味はしっかりと持ちながらも、食べやすく調理しやすい食材です。

バンブービレッジさんが自然農法で育てたこの菜の花を、本日は、先日の醤油搾りの際に火を入れず取っておいた“生醤油”を使って、おかかマヨネーズと和え、仕上げていきます。

菜の花は洗って塩を入れた鍋に入れ、色よく茹でたら、ぎゅっと絞って2センチほどの長さに切ります。

ボウルに菜の花をいれ、マヨネーズ、自家製生醤油、かつお節を入れて混ぜれば完成。

味付けはシンプルではありますが、それぞれの特徴がよく出た一品となりました。大豆のスッキリとした香りがたまらない生醤油と、旨味広がるかつお節、まろやかに全体をまとめるマヨネーズとが絶妙なバランスで合わさってとても食べやすいです。

今の時期に、鮮やかな緑色をお弁当に添えるには、やっぱり欠かせない菜の花。旬のうちにたくさん味わっておきたいものです(^^)。

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蜂蜜レモンの蒸しパン

都内各所でレモネード屋を展開する“れもねゑど”さんより提供いただきました無農薬の瀬戸内レモンを、蜂蜜に漬け込んでおき、“蜂蜜レモン”を作りました。

本日はこの蜂蜜レモンを使う、爽やかな酸味がたまらない“蜂蜜レモンの蒸しパン”をデザートにしました。

以下16人分の分量で記載します。

自家製の蜂蜜レモン輪切り5枚は小さく切っておきます。

蒸しパンの粉500gに卵1個、水250ml、蜂蜜レモンエキス50mlを入れて泡立て器でよく混ぜます。

蒸し器に十字にクッキングシートをひき、生地を流し入れ、上に切った蜂蜜レモンを乗せ、40分ほど蒸します。

竹串をいれて生地がつかないようなら完成。

スーッと心地よく鼻を抜けるレモンの風味が、思っていたよりもずっと蒸しパン自体に広がり、なんとも堪らない美味しい蒸しパンに仕上がりました。

ふわっと蒸し上がった生地に、かすかに苦味も持った優しい甘酸っぱさがまたとても良く合い、召し上がられた方からも“とても美味しい”との声が多く、ご好評いただきました。

これまで蒸しパンを色々と試してもみましたが、これまでの素材の中でも特によく合った組み合わせだと思います。

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「里山ごはん」とは?

NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。

美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。

この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へも、一食1,000円(税込)でご用意させていただいております。

施設の昼食としてお作りするものですので、①メニューは日替わりで1パターンのみ、②12時半にお食事を提供、③前日午前中までの完全予約制、ではございますが、それでもご希望いただける方は、「お問い合わせ」よりご連絡いただければと思います。

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ABOUT ME
高井 大輔
横浜市出身、東京都町田市在住。 学生時代に“大学ボランティアセンター”づくりを目指し活動し、卒業後そのままセンターの職員に。大学周辺に福祉施設が不足していることを知り、大学を退職。障害福祉を扱う会社とNPOを設立。現在、施設運営を行いながら、「自ら生きる」をテーマとした生活づくりを実践中。