素材提供:まちだシルク農園様、大谷里山農園様、佐藤商店様
いつもありがとうございます!
本日の献立
・和風きのこハンバーグ
・紅芯大根の煮物
・夕顔のピクルス入りポテトサラダ
・青梗菜とのらぼう菜の柚子ポン酢和え
・紅芯大根の酢漬け
・自家製梅干し
・ゆかり
・雑穀米
・白菜と長ネギね味噌汁
・白花豆と小豆のデザート
・紅茶
各メニューの紹介
和風きのこハンバーグ
ジューシーな豚ひき肉で作るハンバーグ。食べやすさと溢れる脂がたまらなく良いのですが、風味豊かな和風ソースを絡めることで、旨味をさらに複雑に膨らませ、ハンバーグをより美味しくいただけたりします。
豚ひき肉はボウルの中で、すりおろし生姜、すりおろしニンニク、みじん切りにした玉ねぎ、パン粉、自家製味噌、塩胡椒、卵とよく混ぜます。
オーブン皿にクッキングシートを敷き、ハンバーグだねを楕円に丸めて置いたら、200℃に予熱したオーブンで15分焼きます。
焼き上がるまでの間にきのこ餡をつくります。椎茸はスライス、えのきは石づきを取り、半分に切ります。
小鍋に、きのこを入れ、水をひたひたになるまで注ぎ、出汁、酒、きび砂糖、みりん、自家製醤油を加えて、さっと煮ます。
水溶き片栗粉でとろみをつければ、きのこ餡の完成。
お弁当にハンバーグを盛り付けたら、このきのこ餡をかけていただきます。
しっかりと焼き上がった旨味たっぷりのハンバーグはそのままでも美味しいですが、甘辛く包み込む餡がその味に柔らかさを出し食べやすくさせるほか、またそこに加わるきのこの美味しさや食感が一味違った嬉しさ伴うメニューへと変えていきます。
豚ひき肉のハンバーグに是非、和風きのこ餡をお試しください(^^)。オススメです。
紅芯大根の煮物
バンブービレッジさんから届いた紅芯大根のケースの中に入っていましたので、「これは紅芯大根?かな?」と思いつつも、とりあえず紅芯大根だと思うようにしておきます^^;。違ってたらどなかた教えてください(^^)。
このキレイな紫色の立派な大根を、色そのままに煮物に仕上げていきます。
紅芯大根は、よく洗い、皮をむいて乱切りにします。
厚手の鍋に乱切りした紅芯大根を入れたら、少量の水と白だしをいれ、蓋をして蒸し煮にします。紅芯大根が柔らかくなったら完成。
紅芯大根の色があまり変わらないように白だしを使いましたが、キレイな紫色に仕上げることができました。
じわーっと味を染み込んだ大根はふわふわに煮込まれ、口の中でとろっとほぐれると同時に、大根自身の旨味と出汁の風合いが広がります。シンプルですが、見た目も味も楽しめる一品です。
夕顔のピクルス入りポテトサラダ
大谷里山農園では、国産のものが激減しつつある“夕顔”栽培の技術を守ろうと、夕顔の実の栽培が行われていますが、その実を使った「夕顔とコリンキーのピクルス」を開発し、まちだツーリストギャラリーなどにて販売されています。
この商品、そのまま食べてももちろん美味しいですが、キレイな見た目としっかりとした風味を生かして他のメニューに活用するのもオススメです。
本日はこのピクルスを、好きな方も多い、バンブービレッジさんのトロトロじゃが芋を使ったポテトサラダに合わせていきます。
夕顔とコリンキーのピクルスは中身を取り出して、水分を切ったら、みじん切りにします。
町田式水耕栽培で作っているきゅうりは、スライサーで薄くスライスして、塩もみします。
じゃがいもは皮をむき、4等分に切ったら15分ほど柔らかくなるまで茹で、一度ざるにあげた後、鍋に戻して水をとばして粉吹き芋にし、熱いうちにマッシャーで潰します。
マヨネーズを入れて、塩胡椒し、ピクルスときゅうりを加えてよく混ぜれば完成。
身近な人たちが育てた材料でつくるポテトサラダの美味しさはまた別格なものです(^^)。きゅうりの緑色と、ピクルスの黄色やオレンジ色が鮮やかで、味だけでなく、お弁当に彩りも添えられます。
夕顔のピクルス、気になる方は、農園にいらっしゃった際にお手にとっていただくか、まちだツーリストギャラリーを覗いてみてください(^o^)。
白花豆と小豆のデザート
トロっと甘く仕上げた白花豆は、豆自体の旨味もしっかりと感じられる美味しい一粒です。そのままおかずにも使えるものですが、デザートに添える使い方も、それ自身の美味しさを存分に楽しめ、本日はこれを小豆のデザートに加えていきます。
ベースとなる粒あん500gには、水50mlを加えてよく混ぜ、柔らかくしておきます。
20gのパールアガーと砂糖70gをよく混ぜたら鍋に入れ、水500mlを少しずつ加えていきます。
粉末を水に溶かしたら鍋を火にかけ、80℃くらいまで焦がさないようによく混ぜながら加熱し、粒あんを加えます。弱火で2分くらい温めたら、火からおろし、粗熱を取って容器に注ぎます。
甘煮にした白花豆を乗せ、冷蔵庫で冷やし、固まれば完成。
餡の優しい甘さと、白花豆自体のしっかりとした味わいは思った通りよく合います。甘煮を作っておけば、小豆部分については手軽に作ることができます。
和食弁当を優しく締めくくる程よい具合の和スイーツ。和食メニューにプラスする一品として最適なデザートです。添える白花豆を別のものに変え、バリエーションを増やすのにもチャレンジしていってみたいと思います(^^)。
「東京里山ごはん」とは?
NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。
美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。
この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へも、一食1,000円(税込)でご用意させていただいております。
施設の昼食としてお作りするものですので、①メニューは日替わりで1パターンのみ、②12時半にお食事を提供、③前日午前中までの完全予約制、ではございますが、それでもご希望いただける方は、「お問い合わせ」よりご連絡いただければと思います。
※ 記載している内容は投稿時のものです。随時修正を加えてはおりますが、現状と内容が異なる場合もございますので、御了承ください。