里山ごはん

ヴィーガン食材で温かトロみ餡 #156 かぶのそぼろ煮&大豆とひじきの炊き込みご飯【東京里山ごはん】

本日の献立

・大豆とひじきの炊き込みご飯

・鯖の竜田揚げ

・かぶと大豆ミートのそぼろ煮

・さつまいもとりんごの柚子マヨサラダ

・のらぼう菜の胡麻酢醤油和え

・紅芯大根の酢漬け

・山東白菜と日野菜かぶの味噌汁

・豆乳フルーツヨーグルト(りんご バナナ みかん)

 

大豆とひじきの炊き込みご飯&カブと大豆ミートのそぼろ煮

 

 

各メニューの紹介

大豆とひじきの炊き込みご飯

大豆とひじきというのは和食において定番の組み合わせですが、バンブービレッジさんの自然栽培で育てたホックホクの大豆を優しい出汁風味でいただく“大豆とひじきの炊き込みご飯”を、まずは作っていきます。

米5合は研いでおき、長ひじき、15gは水で戻して、湯通ししておきます。油あげ2枚は細切りにしておきます。

炊飯器に米を入れ目盛り通りに水を入れたら、昆布出汁大さじ1、自家製醤油大さじ2、塩小さじ1を入れてよく混ぜ、水煮しておいたバンブービレッジさんの大豆200g、長ひじき、油揚げを入れて炊きます。

炊きあがると素材の味が全体に馴染んで、バランス良い旨味をしっかりと味わえます。味の強さ自体は優しめに仕上がっていますので、他のおかずの美味しさを邪魔することなく、一緒に食べられるご飯になりました。

栄養満点のひじきや大豆もご飯とともに炊き込むことで、その成分損なうことなく存分にいただけます。どなたでも食べやすい味わい、食感ですので、是非お試しください(^o^)。

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かぶと大豆ミートのそぼろ煮

バンブービレッジさんが育てるトロっと美味しい旬の“かぶ”を、大豆由来のベジミートとともにそぼろ煮にします。アツアツのトロみ餡が絡むことで食べると身体がしっかりと温まる、寒い日に嬉しい一品です。

かぶ本体は良く洗い、皮をむいて、くし形に切っておき、かぶの葉は細かく切っておきます。

鍋に水、昆布出汁、みりん、砂糖、自家製醤油をいれ、かぶをいれたら柔らかくなるまで煮ます。

途中、大豆ミート(茹でてあるタイプ)と、かぶの葉を入れて一煮立ちさせたら、水溶き片栗粉でとろみをつければ完成。

てりっと輝くそぼろ煮が、見た目からも美味しそうな雰囲気を醸し出していますが、噛むととろっととろける“かぶ”が出汁を良く吸っていて、見た目以上に美味しい一品となりました。

隣に盛りつけた鯖の竜田揚げとも、このそぼろ煮のトロミ餡が絡み、この相性もまたとても旨いものです。ご飯がどんどん進む美味しさです(^^)。

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のらぼう菜の胡麻酢醤油和え

のらぼう菜は、東京都の西多摩地域でよく栽培される“江戸東京野菜”の一つです。一般的な菜の花の葉っぱにも似ていますが、苦味がほとんどなく、どんな方でも食べやすいのが特徴かと思います。

バンブービレッジさんの“のらぼう菜”を茹でて、水にさらし、絞って、食べやすい大きさに切っておきます。

ボウルに、のらぼう菜、白胡麻、リンゴ酢、自家製醤油を入れ良くまぜれば、“胡麻酢醤油和え”の出来上がり。

生の状態は固そうにも見える見た目をしていますが、茹でてみると柔らかくスジも少ないので、とても食べやすい仕上がりとなりました。

のらぼう菜自体は、どんな味付けにも本当に馴染みやすいクセのない味わいです。酢醤油で和えることで、お弁当に酸味の効いたサッパリを演出する一品となります。この季節の緑色として、使っておきたい葉物野菜です。

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さつま芋と林檎の柚子マヨサラダ

この季節でもしっかりと収穫できる“花柚子”。小ぶりではありますが、強すぎない爽やかな香りと酸味が、色んな料理に使えたりします。

本日は、バンブービレッジさんのホクホクで甘いさつまいもにをマヨネーズで和えてサラダにしますが、この花柚子をアクセントに使っていきます。

花柚子は果汁を絞り皮を千切りにしておき、リンゴは皮をむいて、くし形に薄くスライスし、塩水につけておきます。

バンブーの細めのさつまいもは皮をむいて、乱切りにし、水にさらし、蒸し器で柔らかくなるまで蒸し、水切りしたリンゴを入れ、柚子の絞り汁を入れ、ヴィーガンマヨネーズで和えます。

盛り付けたら、千切りした柚子の皮を飾れば完成。

心地よい酸味の花柚子が、甘味たっぷりのさつまいもと合わさり、とても丁度よい甘酸っぱさをもったマヨサラダになりました。

りんごの甘酸っぱさやシャキシャキ食感、それにマヨネーズの濃厚な風味、どれもがバランスよく組み合わさっていて美味しいです。好評の一品でした。

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「東京里山ごはん」とは?

NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。

美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。

野菜のホイル蒸し&厚揚げと小松菜の煮浸し

この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へも、一食1,000円(税込)でご用意させていただいております。

施設の昼食としてお作りするものですので、①メニューは日替わりで1パターンのみ、②12時半にお食事を提供、③前日午前中までの完全予約制、ではございますが、それでもご希望いただける方は、「お問い合わせ」よりご連絡いただければと思います。

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ABOUT ME
高井 大輔
横浜市出身、東京都町田市在住。 学生時代に“大学ボランティアセンター”づくりを目指し活動し、卒業後そのままセンターの職員に。大学周辺に福祉施設が不足していることを知り、大学を退職。障害福祉を扱う会社とNPOを設立。現在、施設運営を行いながら、「自ら生きる」をテーマとした生活づくりを実践中。