里山ごはん

季節の“芋づくし”秋楽しむ和食弁当 #118里芋の筑前煮&さつま芋ご飯【東京里山ごはん】

本日の献立

・さつまいもご飯

・豚肉と空芯菜、満願寺唐辛子の柚子胡椒炒め

・有機里芋の筑前煮(里芋 レンコン 人参 椎茸 ごぼう こんにゃく 竹輪 鶏肉)

・モロッコインゲンの天ぷら

・椎茸の天ぷら

・桜漬け

・小松菜と夕顔の味噌汁

・ぶとうゼリー

 

有機里芋の筑前煮&さつま芋ごはん

 

 

各メニューの紹介

有機里芋の筑前煮

自然農法を行うバンブービレッジさんの里芋が穫れはじめていまして、“里山ごはん”でもこの美味しい素材を積極的に使わせていただいています(^^)。

本日作るのは、野菜の美味しさをしっかりと味わえる和食定番の煮物“筑前煮”。名前の通り筑前=福岡県の郷土料理です。

お弁当用に沢山の量を作りますので、一般的な作り方と少し変え、里芋が煮崩れないように芋だけ別に煮て後から合わせる調理方法にしています。

里芋は皮をむいて食べやすい大きさに切り、鍋に入れたら、里芋がかぶるくらいの水と、みりん、きび砂糖、自家製醤油をいれ15分ぐらい柔らかくなるまで煮ておきます。

レンコン、にんじんは乱切りに、鶏むね肉、竹輪、椎茸は食べやすい大きさに切ります。

ごぼうは斜め切りにし水にさらし、こんにゃくは小さめにちぎり茹でて、それぞれアク抜きをしておきます。

全ての材料が揃ったら、鍋に油をひき、鶏肉を炒め、その後、火の通り難いごぼう、にんじん、こんにゃく、レンコン、椎茸、竹輪の順で入れ、さっと酒を回し入れ、味醂、きび砂糖、自家製醤油で味を整え、水、昆布出汁を入れ15分ほど煮ます。

材料が柔らかくなったら、煮た里芋を合わせ入れ、味を馴染ませれば完成。

里芋は形崩れないものの、しっかりとトロトロになっており、和の味付けとともに、どこかほっとするような、お弁当にもってこいの一品です。

東京里山ごはん200529-1
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さつまいもご飯

季節の味覚を楽しめる“さつま芋ご飯”も今回は、沢山のお弁当用として、炊き込まずに作っています。

バンブービレッジさんから届きました甘味たっぷりのさつま芋は、細いものを選び、よく洗ったら皮を剥かずに、蒸し器でまるごと15分ほど蒸します。

もち米1合、うるち米3合は洗って、塩小さじ1弱をいれて炊きます。

炊き上あがったご飯は良く混ぜ、輪切りにしたさつまいもを乗せ、ごま塩を振ったら完成。

秋に一度は食べておきたいさつまいもご飯。もちもちのお米としっとりホクホクのさつま芋が組み合わさると本当に美味しいです(^^)。

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「東京里山ごはん」とは?

NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。

美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。

この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へも、一食1,000円(税込)でご用意させていただいております。

施設の昼食としてお作りするものですので、①メニューは日替わりで1パターンのみ、②12時半にお食事を提供、③前日午前中までの完全予約制、ではございますが、それでもご希望いただける方は、「お問い合わせ」よりご連絡いただければと思います。

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ABOUT ME
高井 大輔
横浜市出身、東京都町田市在住。 学生時代に“大学ボランティアセンター”づくりを目指し活動し、卒業後そのままセンターの職員に。大学周辺に福祉施設が不足していることを知り、大学を退職。障害福祉を扱う会社とNPOを設立。現在、施設運営を行いながら、「自ら生きる」をテーマとした生活づくりを実践中。