里山ごはん

ホント美味!魚介の旨味溢れる #79アジアンシーフードカレー&かぼちゃの豆乳ポタージュ【東京里山ごはん】

本日の献立

・アジアンシーフードカレー

・有機野菜の素揚げ
(じゃがいも、茄子 オクラ トマト)

・夕顔の唐揚げ

・コリンキーのカップサラダ
(コリンキー きゅうり 紫キャベツ ミックスビーンズ)

・2種のかぼちゃの豆乳ポタージュ

・マンゴー豆乳プリン

・アイスコーヒー

 

東京里山ごはん200820アジアンシーフードカレー&夏野菜の素揚げ

 

豆乳マンゴープリン&アイスコーヒー

 

各メニューの紹介

アジアンシーフードカレー

暑い日にどうしても食べたくなってしまうのが“カレー”。農園では、これまでも内容を変えながら、いくつかのカレーを作ってきましたが、今回は美味しそうな魚介が揃い、シーフードカレーに決定。

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複数の魚介を入れたシーフードカレーは、日本が発祥とも言われていますが、旨味たっぷりの具材数種を丁寧に煮込んで、魚介の美味しさを凝縮させたカレーに仕上げていきたいと思います。

具材はイカ、エビ、ムール貝の3種類を使用。

 

エビはしっぽを残して殻をむき、背ワタと腹ワタを取りのぞきます。ムール貝は殻をよく洗っておき、イカはワタをとり除き、輪切りに。

鍋にオリーブオイルをひき、クミンシード、すりおろしたニンニクと生姜を入れて、炒めながら香りを出します。

香りが出たら、フードプロセッサーで粗みじん切りにした玉ねぎとセロリをいれ、透き通るまで、更によく炒めていきます。

有機ニンニクのいい香りが立ちこめます。

 

下処理をした魚介類を鍋に入れ、よく混ぜたら、大島の天然塩、白ワインを入れて、下味をつけていきます。

煮立ってきたら、有機トマトを4当分にしたものを入れて混ぜます。

ターメリック、カレー粉、カレーペースト、カレールーを適量まぜ、水とブイヨン、ベイリーフを加えてしばらく煮込み、仕上げに、ココナッツパウダーを入れれば完成。

贅沢に使った具材からは旨味がたっぷりしみ出して、魚介の美味しさをぞんぶんに楽しめる本格カレーになりました。

うーん美味しい!(^o^)

スパイスはしっかりと効いていますが、出汁がルーをまろやかにしてくれ、誰もが食べやすい一皿になっています(^o^)。

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夏野菜の素揚げと夕顔の唐揚げ

素揚げにした野菜をカレーに添える、というのは、今や多くのご家庭やお店で見られるようになってきましたが、味わい的にも見た目的にも、やはりとてもキレイに仕上がるものです。

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色とりどりの野菜が揃うこの季節だからこそ、様々な素材を添えられると、さらに満足がいくカレーになっていくかと思います。

今回添えた素揚げ野菜は全てバンブービレッジさんの自然農法による有機野菜ですが、小じゃがいも、トマト、ナス、それにオクラ。どれも風味豊かです。

そして農園で栽培している夕顔。これは、ほんのりと味をつけ、唐揚げにしました。

トマトはサンマルツァーノという、イタリア原産のものを使っていますが、水分が一般的なものより少なく、加熱するとより美味しさが引き出てきますので、素揚げにはピッタリです。

オクラとトマトは半分に切り、ナスは輪切りに。小じゃがいもはそのまま揚げました。

夕顔は、軽く塩コショウで味付けをし、から揚げ粉で揚げています。

夕顔の実は、もともとフワフワですが、唐揚げにしてもその良さを失うことなく、外はカリッと中はふわっと揚がりますので、多くの方に試していただきたいくらい美味しく仕上がります。

フレッシュなローズマリーを添えれば完成。濃厚なカレーにはとてもよく合う、彩り豊かな夏野菜の揚げ物です(^o^)。

 

2種のかぼちゃの豆乳ポタージュ

暑かった夏もようやく終わりが見えてきて、美味しいカボチャが採れるシーズンになってきました。

バンブービレッジさんの有機カボチャは、これもまた濃厚で美味しいものですが、その美味しさを溢れる味をそのまま堪能していただくのにぴったりなのが、ポタージュ。

今回は、バンブービレッジさんから届いたバターナッツと菊座かぼちゃの2種を使って甘みたっぷりのスープを作ります。

バターナッツと菊座かぼちゃは皮をむいて、一口大に切り、玉ねぎはスライスしておきます。

厚手の鍋に、オリーブオイルをひき、切った玉ねぎとかぼちゃ2種を入れ、よく炒めます。

ひたひたになるくらい水とブイヨンをいれたら、蓋をして30分ほど煮ます。

火がしっかりと通り、それぞれのカボチャが柔らかくなったら、ハンドブレンダーで潰しながら混ぜると、キレイな黄色いスープが出来上がってきます。

豆乳を入れ、大島の天然塩で味を整えれば出来上がり。器に注ぎ、クリームを垂らせば、美味しそうな濃厚なカボチャのポタージュが完成です。

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「東京里山ごはん」とは?

NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。

美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。

この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へも、一食1,000円(税込)でご用意させていただいております。

施設の昼食としてお作りするものですので、①メニューは日替わりで1パターンのみ、②12時半にお食事を提供、③前日午前中までの完全予約制、ではございますが、それでもご希望いただける方は、「お問い合わせ」よりご連絡いただければと思います。

※ 記載している内容は投稿時のものです。随時修正を加えてはおりますが、現状と内容が異なる場合もございますので、御了承ください。

ABOUT ME
高井 大輔
横浜市出身、東京都町田市在住。 学生時代に“大学ボランティアセンター”づくりを目指し活動し、卒業後そのままセンターの職員に。大学周辺に福祉施設が不足していることを知り、大学を退職。障害福祉を扱う会社とNPOを設立。現在、施設運営を行いながら、「自ら生きる」をテーマとした生活づくりを実践中。