里山ごはん

しらす丼と合わせる美味しい和食献立 #219せりと大豆のかき揚げ&厚揚げの肉じゃが風【里山ごはん】

本日は今が旬の釜揚げしらすをたくさん使った“しらすご飯”と、それに合わせた季節の“和”なおかずを盛り付けました。

デザートには、いただきました相模原の洋菓子屋「ら・ふらんす」の“王様のバターカステラ”を添えています。バターの良い香りがふわ~っと香り、濃厚で美味しいです(^^)。

素材提供:後藤様、大谷里山農園様

いつもありがとうございます!

本日のお弁当の献立

・しらす明太子高菜丼

・せりと大豆のかき揚げ

・竹輪のゆかり揚げ

・菜の花のおかか和え

・厚揚げの肉じゃが風

・わかめと車麩の味噌汁

・王様のカステラ

・紅茶

 

しらす高菜明太ご飯&せりと大豆のかき揚げ

 

各メニューの詳細

せりと大豆のかき揚げ

群生の中、その葉が競り合うように伸びることから、「競り(セリ)」とよばれるようになったと言われる“せり”。春先の今、柔らかい芽をグングンと伸ばしますので、今の時期に採れるものが特に美味しいと言われます。

大谷里山農園でも、池の近くの湿り気のある場所でこのせりを採れますが、よく似た植物もありますので、香りから“せり”であることをしっかり確かめてから収穫します(^^)。

自生しているせりを摘み、良く洗って水をきり、食べやすい大きさに切ります。

ボウルに天ぷら粉を水で溶いて、バンブービレッジさんが自然農法で育てた大豆の水煮、切ったせりを入れ、さっくりと混ぜたら、そのまま180度の油でからりと揚げます。

大島の天然塩を振れば完成。

 天然のせりは香りが強く、その心地よい風味がサクッと揚がった衣の中から感じられます。大豆のホクッとした食感がサクサクの衣とも、とてもよく合いますので、かき揚げにする食べ方は本当にオススメです。

春の魅力をいっぱいに楽しめる一品になりました(^^)。

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厚揚げの肉じゃが風

バンブービレッジさんの有機のじゃがいもを美味しく食べられる定番おかず“肉じゃが”。これをどなたでも楽しめるよう肉を使わず厚揚げで仕上げていきたいと思います。

じゃがいもは、洗って皮をむき、4等分に切り、水にさらしておきます。

厚揚げは半分に切ったあと、5ミリの厚さにスライスします。人参は乱切り、玉ねぎはくし形に切ったら、厚手の鍋に油をひき、玉ねぎを透き通るまで炒めます。

じゃがいもと人参を入れ、炒めたら、厚揚げを入れ、昆布だし、みりん、きび砂糖、自家製醤油、少量の水をいれて蓋をし、中火で10分ほど煮ます。

無水鍋調理の為、少量の水でも美味しく煮上がりました。

ほっと落ち着くような和風の美味しさを楽しめる“肉じゃが風”の味付け。ホクッと美味しいじゃがいもと出汁を染み込んだ厚揚げ、そのほかの野菜の味も一緒に味わえる安心の組み合わせです(^^)。

油分も少なく冷めても美味しいため、お弁当にもピッタリの一品です。

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「里山ごはん」とは?

NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。

美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。

この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へも、一食1,000円(税込)でご用意させていただいております。

施設の昼食としてお作りするものですので、①メニューは日替わりで1パターンのみ、②12時半にお食事を提供、③前日午前中までの完全予約制、ではございますが、それでもご希望いただける方は、「お問い合わせ」よりご連絡いただければと思います。

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ABOUT ME
高井 大輔
横浜市出身、東京都町田市在住。 学生時代に“大学ボランティアセンター”づくりを目指し活動し、卒業後そのままセンターの職員に。大学周辺に福祉施設が不足していることを知り、大学を退職。障害福祉を扱う会社とNPOを設立。現在、施設運営を行いながら、「自ら生きる」をテーマとした生活づくりを実践中。