里山ごはん

日本生まれの洋食で身体、心温まる #160冬野菜の豆乳クリームシチュー&オムライス【東京里山ごはん】

本日の献立

・オムライス

・冬野菜の豆乳クリームシチュー

・赤水菜と2種の人参のサラダ 自家製レモンドレッシング

・フライドポテト

・リンゴ

・紅茶

 

冬野菜の豆乳クリームシチュー&オムライス

 

 

各メニューの紹介

冬野菜の豆乳クリームシチュー

寒い日に嬉しいトロトロのクリームシチュー。アツアツに煮込まれた具材とクリーミーなスープが冷えた身体を温めてくれる、冬にはもってこいの鍋料理です。

このクリームシチュー(ホワイトシチュー)、どうみても洋風な感じから、海外の料理と思われる方もいるかもしれませんが、百年ほど前に日本で誕生した“和製洋食”です(アイルランドの伝統料理アイリッシュシチューが似ているものの小麦粉などの粉を使用しない点で異なります)。

本日はこのクリームシチューを、バンブービレッジさんの新鮮な冬野菜と、優しいまろやかさを演出する豆乳で仕上げていきます。

シチューに使う鶏肉2枚は、さっと洗って水気を拭き取り、脂肪を取り除き、食べやすい大きさに切り、フライパンにオリーブオイルをひいたら、皮目からこんがり焼いておきます。

小さめのジャガイモ10個は皮をむいて半分に切り、水にさらして、アク抜きをします。

カブ5個は8等分、ミニ人参12本はよく洗いそのままに、レンコンは皮をむいて乱切り、玉ねぎ1個はくし切り、しめじ1パックはほぐしておきます。

厚手の鍋に、バター100gを溶かして、玉ねぎを入れて炒めたら、ジャガイモ、にんじん、レンコン、かぶの順に足しながら更によく炒め、薄力粉大さじ10を入れてヘラでよく混ぜて、馴染ませます。

粉がよく馴染んだら、水1ℓとブイヨン大さじ3、焼いた鶏肉を入れて10分ほど煮込みます。途中焦げ付かないように時々かき混ぜます。

しめじを入れてさらに5分煮込み、豆乳800mlほど入れ、塩胡椒で味を整えれば完成。器に盛り、タイムの葉を添えます。

豆乳はお好みにより、少し増やしても大丈夫ですが、この分量でも充分にクリーミーな濃厚さを感じられます。

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オムライス

クリームシチューに引き続き、日本で生まれた洋食“オムライス”。このオムライスの誕生についても説は様々ではあるものの、大体100年ほど前から作られ始めたというのが、間違いないようです。

今では誰もが知る定番の洋食となっていますが、この子どもから大人までが愛してやまないオムライスを簡単に美味しく作っていきます(^^)。

小さめの人参2本とピーマン2個は5㎜角に切り、玉ねぎ1個は粗みじん切り、ベーコン3枚は薄くスライスしておきます。

米5合を研いだら、炊飯器のメモリ5より若干少ない量の水を釜に入れ、ケチャップ大さじ12、ウスターソース大さじ1、すりおろしニンニク一欠片、白ワイン大さじ2、ブイヨン大さじ1、塩胡椒少々を混ぜ、上に刻んだ野菜とベーコンをいれて炊きます。

小さめのボウルに卵1個を割り入れ、豆乳大さじ1を入れてよく混ぜたら、オリーブオイルをひいたフライパンで、ひっくり返さず片面だけ焼きます。

お茶碗に、焼き目のついていない方の面を下にして薄焼き卵一枚をひき、中にケチャップライスを入れて包んだら、ひっくり返し、お弁当に盛りつけます。

上からケチャップをかければ完成。

ふんわりと焼き上がった卵に包まれた、しっかりとした味わいのケチャップライスは、炊飯器で炊き上げることで、ベタつかずにムラもできることなくホカホカっとおいしそうに出来上がります。

洋風の美味しいごはんの風味と、卵の優しい味わいとの相性の良さこそが、100年間日本中で愛されてきた理由の一つかとは思いますが、やっぱり心掴まれますね。誰もが大好きな“オムライス”をお弁当に是非(^^)。

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赤水菜と2種類の人参のサラダ

大きさや太さ、葉の形などは一般的な水菜とほぼ同じですが、茎の色だけが違い、綺麗な紫色をしている“赤水菜”。

この紫色にはアントシアニンが多く含まれていますので、アンチエイジング効果も期待できる食べて嬉しい食材です。

この赤水菜と2色の人参を合わせ、カラフルで見た目も楽しめるシンプルなサラダを作っていきます。

各野菜綺麗に洗ったら、赤水菜は包丁で3㎝ほどに切り、黄色人参とオレンジ人参、キュウリは千切りスライサーで千切りにします。

ボウルに切った野菜を入れ、自家製レモンを絞り、相模原特産の香るオリーブオイル“香力”を加え、塩胡椒を振ったら、よく混ぜて、出来上がり。

オムライスの黄色とともに、綺麗に映えるサラダとなりました。ドレッシングをシンプルにすることでサッパリめに仕上がりますので、味わいしっかりとしたクリームシチューやオムライスとも良く合います。

シャキシャキっとした良い歯応えとともに、レモンの香りがフワッと感じられる爽やかさ溢れる一品になりました。

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「東京里山ごはん」とは?

NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。

美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。

この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へも、一食1,000円(税込)でご用意させていただいております。

施設の昼食としてお作りするものですので、①メニューは日替わりで1パターンのみ、②12時半にお食事を提供、③前日午前中までの完全予約制、ではございますが、それでもご希望いただける方は、「お問い合わせ」よりご連絡いただければと思います。

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ABOUT ME
高井 大輔
横浜市出身、東京都町田市在住。 学生時代に“大学ボランティアセンター”づくりを目指し活動し、卒業後そのままセンターの職員に。大学周辺に福祉施設が不足していることを知り、大学を退職。障害福祉を扱う会社とNPOを設立。現在、施設運営を行いながら、「自ら生きる」をテーマとした生活づくりを実践中。