里山ごはん

栄養満点で意外と美味しい青い実 #57有機野菜のベジカレー&青パパイヤのサラダ【東京里山ごはん】

本日の献立

・有機野菜のベジカレー

・アスパラとカニかまの春巻き

・野菜の素揚げ
(じゃがいも ナス インゲン)

・青パパイヤとハーブのサラダ
(ヨーグルトドレッシング)

・レッドアーリーのピクルス

・雑穀米

・野菜スープ ロックチャイブ添え

・ジャスミン茶

・まちだシルクメロン

 

東京里山ごはん200710有機野菜のベジカレー&青パパイヤとハーブのサラダ

 

各メニューの紹介

有機野菜のベジカレー

本日は、横浜市金沢文庫産の昆布“ぶんこのこんぶ”を手掛ける「里海イニシアティブ」さんよりお客さんがいらっしゃっていましたので、大人数向けメニューとしてカレーをメインとしたお弁当としました。

ビーガンの方でも食べれる、有機野菜たっぷりのひよこ豆のベジカレー。旨味たっぷり、スパイスたっぷりですが、子どもでも食べれるよう甘口に仕上げています。

作り方はまず、厚手の鍋にバンブービレッジさんのニンニクをすりおろして入れ、生姜を足して香りを出したら、フードプロセッサーにかけた有機玉ねぎをどっさり入れ、よく炒めます。

炒まったら、フードプロセッサーにかけたセロリ、ニンジンを加えて、更に炒めます。そして、カレー粉、カレーペーストを入れ、よく混ぜたら、トマト缶を入れていきます。

 

 

更にマッシュルームのスライス、白いんげん、大豆、ひよこまめを入れ煮込んだら、甘口にするため、プルーンピューレ、トマトケチャップ、練りごまを足します。隠し味の自家製醤油も入れ完成。

野菜の濃厚な美味しさあふれる、有機野菜のベジカレーです。春巻きのパリッとした食感も、カレーとは絶妙な相性ですね(^o^)。

 

野菜スープ ロックチャイブ添え

夏らしくさっぱりと透き通った野菜のスープは、昆布だしに塩、自家製の醤油で作ります。具材には、ケール、玉ねぎ、ミニトマト。

そして今話題なんでしょうか。マイクロハーブという水耕栽培で小サイズのハーブ。このマイクロハーブの“ロックチャイブ”というものを浮かばせます。

 

「チャイブ」というのはエゾネギとも呼ばれるものでして、遡ると13世紀頃に中国からヨーロッパへ伝わった薬用としても使われた葉菜だそうです。その葉先に小石のような種皮が付いていることからロックチャイブ。

別名の通り、細長い葉っぱと、まさにネギのような香りが特徴でして、このネギに似た風味が昆布だしのスープによく合います。

 

青パパイヤとハーブのサラダ

なかなか見ない食材ですが、パパイヤの実が熟す前に収穫されたもの、それが「青パパイヤ」です。

実が持つ独特の酵素や豊富なポリフェノール、そしてビタミンCにより、美容効果が高く、ダイエットもサポートしてくれるという優れもの。

皮は硬そうに見えますが、実際はそこまで硬くはなく、包丁で簡単に切れます。切ると出てくる白い果汁は手につくとかぶれることがあるようなので、肌が弱い方は気をつけてください。

皮をむいた青パパイヤは、薄くスライスし、少し水につけてアクを抜きます。実の硬さは生のニンジン程度ですので、アクが抜けましたら、食べやすくするため千切りにしていきます。

ケール、リーフレタス、チャービル、バジル、フェンネルを混ぜ、一番上に千切りにした青パパイヤを乗せましたら、最後にヨーグルトをベースにしたドレッシングを上からかければ完成。

このクリーミーなヨーグルトドレッシングは、素揚げの野菜にもよく合いましたので、一緒にかけていただきました(^^)。フレッシュな野菜の香りが口の中に広がります。

濃厚なカレーのっけ合わせにピッタリのサラダになりました。

 

「東京里山ごはん」とは?

NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。

美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。

 

この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へも、一食1,000円(税込)でご用意させていただいております。

施設の昼食としてお作りするものですので、①メニューは日替わりで1パターンのみ、②12時半にお食事を提供、③前日午前中までの完全予約制、ではございますが、それでもご希望いただける方は、「お問い合わせ」よりご連絡いただければと思います。

 

※ 記載している内容は投稿時のものです。随時修正を加えてはおりますが、現状と内容が異なる場合もございますので、御了承ください。

ABOUT ME
高井 大輔
横浜市出身、東京都町田市在住。 学生時代に“大学ボランティアセンター”づくりを目指し活動し、卒業後そのままセンターの職員に。大学周辺に福祉施設が不足していることを知り、大学を退職。障害福祉を扱う会社とNPOを設立。現在、施設運営を行いながら、「自ら生きる」をテーマとした生活づくりを実践中。