本日は栗ご飯をはじめとした秋の食材を散りばめた季節感溢れる和風弁当にしてみました。優しい味わいの食材が出そろう秋、ほっと落ち着くような時間がお弁当でも演出できればと思います。
素材提供:天野様、大谷里山農園様、アバンギャルド花木秀様、バンブービレッジ様
素材のご提供ありがとうございます!
本日のお弁当の献立
・栗ご飯
・茄子の醤油スパイス肉巻きフライ
・切り干し大根の煮物
・万願寺唐辛子とシラスの塩炒め
・揚げ茄子と青紫蘇のポン酢和え
・ブロッコリーと南瓜の粒マスタードサラダ
・紅芯大根の漬物
・南瓜の豆乳味噌汁
・すももとレーズンのマフィン
・ルイボスティー
各メニューの紹介
栗ご飯
いつも美味しい素材をいただいています天野さんの栗と、大谷里山農園でとれた栗を合わせて、これからの季節が楽しみになる栗ご飯を作りました。
日本原産の甘みの少ない大振りな栗を丸ごと使い、栗のほくほくした歯ごたえと、少量の塩を入れることで感じられる栗のほのかな甘みを楽しめる、秋の魅力たっぷりの“栗ご飯”です。
米5合は研いで30分程水につけておきます。
栗500gは皮をむいて水に放ち、ざるにあげたら、お湯を沸かした鍋に栗を入れ、2分程下茹でします。
炊飯器に米をセットし、塩を小さじ1.5入れてよく混ぜ、下茹でした栗を上に置き炊きます。
お弁当に盛り付け、ごま塩を振っていただきます。
シンプルではありますが、簡単に味わえる秋の味覚。美味しさたっぷりで、これを食べられるだけでも季節の有り難みを感じます。
栗ご飯は長時間の保存にはあまり向きませんので、炊きたてを食べられるタイミングで是非お試しください(^^)。
茄子の醤油スパイス肉巻きフライ
日町田の老舗醤油屋さん岡直三郎商店の新商品“日本一スパイス”を使って、旬のナスを肉巻きにしてカラリと揚げます。
“日本一スパイス”は、醤油らしいまろやかさとともにしっかりとした旨味が特徴で、これ一つで様々な風味が下味としてつけられる便利で嬉しい調味料です。
茄子は、縦に4等分に切り、更に半分に切り、水につけてアクを抜きます。
豚ロース肉を広げ、茄子を巻き、日本一醤油スパイスを振ります。
茶こしで薄力粉を振り、溶き卵に潜らせ、細かくしたパン粉をつけます。
180度の油で4分ほど揚げれば完成。
下味が十分についていますが、足りない場合はソースをかけて食べても良いかと思います。肉厚な茄子とジューシーなロース肉がちょうどよく合い、肉の量が比較的少なくともしっかりと満足できる一品となりました。
カボチャの粒マスタードサラダ
バンブービレッジさんが自然栽培で育てるしっとり美味しい旬のカボチャを使って、粒マスタードのスッキリとした風味がクセになる茹野菜のサラダに仕上げます。
ブロッコリーは小房に分けて茹で、かぼちゃは1.5センチ角に切り茹でます。
茹で卵を作り、4等分にしてから半分に切ります。
ボウルに、ブロッコリー、かぼちゃ、茹で卵を入れ、マヨネーズと粒マスタードで和えれば完成。
カボチャと卵のまろやかさと、粒マスタードの酸味や辛みがバランスよく合わさった、食べやすく美味しいサラダ。色味も、黄色と緑がキレイに出て、秋のお弁当に更に季節感を足すことができる、彩りある一品となりました(^^)。
「里山ごはん」について
里山ごはんとは?
NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。
美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。
この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へのご用意もさせていただいております。気になる方は「お問い合わせ」よりご連絡ください。
素材提供のおねがい
里山ごはんでは、福祉施設での食事提供を通して、関係する様々な方へのよりよい食生活の支えを目的とし、食材の提供を募集しております。
皆さまからいただいた食材は、里山ごはんの素材として活用させていただいた上で、当サイト及び運営しているSNSにて紹介させていただきます。また希望される方には、専門のメンバーが作るレシピの詳細、撮影した写真をお渡しいたします。
余った食材をお持ちの方、お作りになられている食材の活用方法を検討されている方など、私たちの趣旨をご理解いただき素材をご提供いただける方がいらっしゃいましたら幸いです。
食材提供のご連絡は、当サイトのお問い合わせよりお受けいたします。皆さまどうぞよろしくお願いいたします。