本日はお馴染みの“鮭弁”ですが、毎度違った献立をと色んなおかずを盛り付けて試行錯誤しています。今回も和の雰囲気にピッタリのおかずが揃いました。好みや食材に合わせて、是非様々な“鮭弁”をお試しいただければと思います(^o^)。
群馬に工場をもつ岡直三郎商店岡様からは、ご当地名物の“黒かりんとう”をいただきましたので、食後のデザートに添えさせていただきました。
素材提供:岡様、佐藤商店様、まちだシルク農園様、バンブービレッジ様
いつもありがとうございます!
お弁当の献立
・焼き鮭
・ひじきの五目煮
・のらぼう菜のおひたし
・人参とカニカマのサラダ
・せり入り卵焼き
・竹輪の磯辺揚げ
・自家製きゅうりのぬか漬け
・紅芯大根の煮物甘酢漬け
・じゃがいもとキャベツの味噌汁
・フルーツヨーグルト
・黒かりんとう
・紅茶
各メニューの紹介
ひじきの五目煮
日本では古くから“ひじきを食べると長生きする”と言われるように、カルシウム、食物繊維、その他ビタミンBなどの栄養量が抜群に豊富で、そのうえ低カロリーという、健康には欠かせない食材の一つです。
目を引く黒い見た目の一方で、味はどんな素材とも合いやすく、多品目の食材を摂りたいときに活躍することも多いのではないでしょうか。
そんなひじきを本日はバンブービレッジさんの有機野菜などとともに五目煮にします。
長ひじきは、水に20分ほどつけて、戻してからざるにあげて水気を切っておきます。茨城産レンコンは皮をむいて、いちょう切りにし、酢水につけておきます。
椎茸はスライス、人参はいちょう切りにします。
厚手の鍋に油をひき、ひじきを入れてよく炒める、人参、レンコン、椎茸の順に入れ炒めます。
昆布出汁、酒、みりん、自家製醤油、きび砂糖を入れてよく混ぜて、ひたひたに水を入れ、バンブーの大豆の水煮をいれて、6〜7分ほど煮れば完成。
“五目”とは一般的に“品数が複数”という意味で使われる言葉なので、五種なくとも“五目”とついたりもしますが、“ひじき”、“人参”、“椎茸”、“レンコン”、“大豆”が入った今回の煮物は言葉通りの「五目煮」となりました。
使う素材や味付けも全体的に優しめにしていますので、飽きずに沢山食べられる一品。和食ならではのほっと落ち着くおかずです。
セリ入り卵焼き
日本全国の山野に自生する“セリ”。水分の多い土壌を好み、川や池などの水際で多く見られるこのセリは、里山農園内の池周辺でもこの葉を見かけることができます。
よく似た“ミツバ”の葉が三枚なのに対し、セリは5枚なので区別しやすく、1箇所から競せり合って生えている、ということから、「セリ」と名がついたとされています。
本日はこのセリを卵焼きに入れ、黄色と緑の彩りを楽しむ一品にしました。
セリ半束は良く洗って、細かく切ります。
ボウルに卵5個を割り入れ、細かく切ったたセリを入れ、白だし小さじ2ほど加えて良く混ぜたら、卵焼き器で卵液を少量ずつ入れて、焼けば完成。
セリは花を咲かせる夏に向け、今の時期は柔らかい芽をグングン伸ばします。その若く柔らかい茎葉が、クセがなく美味しく食べられるため、ちょうど今、旬の食材です。
使いやすく食べやすいセリ。春らしい緑色が卵の黄色とよく合う一品です。
「里山ごはん」とは?
NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。
美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。
この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へも、一食1,000円(税込)でご用意させていただいております。
施設の昼食としてお作りするものですので、①メニューは日替わりで1パターンのみ、②12時半にお食事を提供、③前日午前中までの完全予約制、ではございますが、それでもご希望いただける方は、「お問い合わせ」よりご連絡いただければと思います。
※ 記載している内容は投稿時のものです。随時修正を加えてはおりますが、現状と内容が異なる場合もございますので、御了承ください。