素材提供:まちだシルク農園様、林様、佐藤商店様
いつもありがとうございます!
本日の献立
・ベジミートのヤンニョムチキン
・凍りこんにゃくのカルビ風
・蓮根と紫蘇のタピオカチヂミ
・菜の花と小松菜のナムル
・ヴィーガン胡瓜キムチ
・大学芋
・紅芯大根の酢漬け
・雑穀米
・野菜と大豆と豆腐のヴィーガンチゲ
・豆花
・天草のポンカン
・紅茶
各メニューの紹介
ベジミートのヤンニョムチキン
本日は週一回のヴィーガンデーということで、週替りのテーマに沿って、動物性の食材を使わずにランチを作っていきます。今週は“韓国料理”をヴィーガン食材のみで仕上げていきます。
メインとなるのは“ヤンニョムチキン”。大豆由来のベジミートを唐揚げにして、韓国風の甘辛いタレに絡めていきます。
以下約10人分の分量で記載します。
ベジミートはフィレタイプのもの5袋をボウルに入れ、ヴィーガン中華出汁、すりおろし生姜、酒、塩胡椒で下味をつけます。
タピオカ粉をまぶして、180度の油で焼き色が付く程度に3分ほど揚げて、唐揚げを作ったら、油を切ります。
小さなボウルに、すりおろしにんにく大さじ2、コチジャン大さじ8、ケチャップ大さじ4、醤油大さじ2に砂糖をお好みの量入れてよく混ぜます。
ベジミートの唐揚げにこのタレを絡めれば完成。
サクサクっと揚がった唐揚げに、この甘辛ダレが絡めば、美味しくないわけがありません。
使用したフィレタイプのベジミートが少し小振りではありましたが、物足りなさなどはなく、しっかりと美味しいヴィーガンヤンニョムチキンとなりました(^^)。
野菜と大豆と豆腐のヴィーガンチゲ
“チゲ”は韓国語で“鍋料理”を指しますが、バンブービレッジさんの野菜をたっぷり煮込んだ美味しさいっぱいのスープに仕上げます。
チゲは本来、アサリなどの具材から出汁をとっていくのが一般的な作り方ですが、今回は自家製の切り干し大根や干し椎茸などの乾物を使い、スープを旨味で満たしていきます。
大根は干すことによりグルタミン酸やアスパラギン酸が、干し椎茸はグアニル酸などの旨味成分がそれぞれ出ますので、動物性の食材を一切使わずにも、旨味たっぷりの誰もが満足できる韓国風濃厚スープとなります^^。
干し椎茸は1ℓの水に入れて戻し、バンブービレッジさんの大根、人参、菊芋、白菜は食べやすい大きさに切っておきます。
大きな鍋に、水と干し椎茸を戻し汁ごと入れ、自家製切り干し大根と大豆の水煮をいれて一煮立ちさせます。
昆布出汁をいれたら、切った野菜を全ていれ、コチュジャン、みりん、砂糖、自家製醤油、自家製麦味噌、自家製米味噌、韓国粉唐辛子、おろしにんにく、おろし生姜を入れ、材料が柔らかくなるまで煮ます。
豆腐と小口切りにした長ネギを加えて、さっと煮れば、完成。
切り干し大根と干し椎茸が十分すぎるほど出汁を染み出していて、物足りなさなど全く感じさせない、出汁の旨味いっぱいのスープになりました。
じっくり煮込んでこの美味しいスープをたっぷり吸った具材もとても美味しいです(^o^)。ピリッと効いた旨辛な味付けも、寒い冬には嬉しいです。
れんこんと紫蘇のタピオカチヂミ
シャクッと美味しい茨城県から直送の掘りたて蓮根を、モチっと美味しいタピオカ粉で、定番の韓国料理“チヂミ”に焼き上げます。
タピオカ粉で作ることでグルテンフリーのメニューにもなりますので、グルテンを気にされる方でも美味しく食べることができます。
れんこんは皮をむいて薄くいちょう切りにして酢水につけておきます。
カブの葉は食べやすい長さに切り、大葉は千切りにし、ボウルに、薄力粉80gとタピオカの粉20gを入れて水で溶いたら、切った野菜を入れてよく混ぜます。
フライパンにごま油をひき、チヂミ生地をいれて、両面良く焼きます。
食べやすい大きさに切れば完成。お弁当に盛り付け、今回はさっぱりと酢醤油をかけていただきます。
シャクッとたまらない歯ごたえに、もちっと美味しい食感が加わる美味しいチヂミになりました。ごま油の風味が香ばしく感じられ、お弁当にボリュームも加えられる一品です。
チヂミに少し変わった特徴を加えたい場合は是非“タピオカ粉”お試しください(^^)。
豆花(トウファ)
豆乳を固めた食材である“豆花”。日本ではデザートに使うのが一般的ではありますが、中国では、甘いものから辛いものまでその食べ方、味付けの仕方は様々なようです。
先日はあんこでこの豆花を作ってみましたが、実物はもう少し液状の甘いソースがかかっているもののようなので、少し変えて作ってみました。
パールアガー60g、砂糖100gをよく混ぜ合わせ、鍋に入れたら、ゆっくりと豆乳1.8lを注ぎます。
焦がさないようかき混ぜながら80℃まで加熱し、バットに広げ冷蔵庫で冷やします。固まったらおたまで掬って、器によそい、小豆煮とメープルシロップで作ったソースをかけて、クコの実を添えれば完成。
豆乳部分の甘さを少し抑えている分、ソースをしっかりかけても甘みが強すぎることもないので、さっぱりと食べられるデザートになりました(^^)。
最近、小さいカップで冷やし固めるデザートが多かったせいか、大きいバットで作るタイプのものを固めるのに必要な時間をとれず、固まるのにムラができてしまったのが反省です。所々が豆乳のままになってしまいました…^^;。
「里山ごはん」とは?
NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。
美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。
この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へも、一食1,000円(税込)でご用意させていただいております。
施設の昼食としてお作りするものですので、①メニューは日替わりで1パターンのみ、②12時半にお食事を提供、③前日午前中までの完全予約制、ではございますが、それでもご希望いただける方は、「お問い合わせ」よりご連絡いただければと思います。
※ 記載している内容は投稿時のものです。随時修正を加えてはおりますが、現状と内容が異なる場合もございますので、御了承ください。