素材提供：番場様、後藤様、れもねゑど様、佐藤商店様、まちだシルク農園様
いつもありがとうございます！
本日の献立
・大豆と干しエビの炊き込みご飯
・柚子胡椒唐揚げ
・小松菜胡麻和え
・こんにゃく田楽
・セロリの葉入り卵焼き
・きゅうりの自家製塩麹和え
・自家製ぬか漬け
・紅芯大根の酢漬け
・野菜たっぷり豚汁
・自家製麹のりんご豆乳甘酒プリン
野菜たっぷり豚汁＆りんごの豆乳甘酒プリン
各メニューの紹介
野菜たっぷり豚汁
本日農園では、麹をいただきました番場さんが味噌づくりイベントを開かれています。それに合わせ、本日は日本の食事に深く関わるこの“麹”の味を楽しんでいただくメニューを揃えさせていただきました。
麹といえば、まずはこれ“味噌”。里山ごはんで使っている味噌は、町田の老舗麹屋「井上糀店」さんの麹を使って作っているもので、通常市販されている味噌の２倍程度の麹を使っており、しっかりとした甘みや旨味が特徴です。
本日はこの味噌を、バンブービレッジさんの自然農の野菜をたっぷり使って、寒い日に嬉しい“豚汁”にしていきます。
ごぼうはささがきにして、水につけてあくを抜いておきます。
人参は斜め切り、日野菜は斜め切り、大根はいちょう切り、里芋は輪切り、椎茸はスライス白菜3センチほどに切り、長ネギは斜め切り、油揚げは短冊切り、豚肉は食べやすい大きさに切ります。
野菜が切れて準備ができたら、鍋に火の通りにくい順に、ごぼう、大根、人参、日野菜、里芋、椎茸、油揚げ、豚肉を入れて、水と昆布出汁を注ぎ、材料が大体柔らかくなるまで煮ます。
白菜を加えて、自家製米味噌と麦味噌をそれぞれ入れ、仕上げに長ネギを入れたら一煮立ちさせれば、旬の野菜たっぷりの豚汁が完成。
味噌自体にも旨味がしっかりありますが、たっぷりの野菜や肉から出る出汁がまた全体の美味しさを引き上げてくれます。
合わせて、トロトロの里芋や香りの強い人参など、味の濃い自然農の野菜が、美味しい味噌汁の中でそれぞれ特徴を出していて、飽きずに何杯でも美味しくいただける味噌汁になりました(^o^)。
大豆と干しエビの炊き込みご飯
里山ごはんの自家製醤油は、町田の醤油屋“岡直三郎商店”さんの貴重な醤油麹をお分けいただいて作っているものです。
この醤油もまた日本の“食事”を作る上で無くてはならない欠かせないもので、味や香りは日本人の感覚や身体に馴染んだものであります。
釜から漂う、焦げた醤油の香りがたまらない“炊き込みご飯”を本日のお弁当に盛りつけていきます。
米5合は洗って30分ほど置いておきます。
炊飯器にセットし、5合より少なめに水を入れ、昆布出汁大さじ1、塩小さじ1、自家製醤油大さじ2を入れ、よく混ぜたら、大豆の水煮と、干しエビを上に乗せ炊きます。
味噌作りイベントにちなんで、大豆を使った炊き込みご飯にしましたが、一緒に炊き込んだ干し海老がしっかりと香ばしい風味を出す中、優しい甘みとホクホク感を持った大豆がバランスよく合わさってます。
醤油の味がそれをキレイにまとめてくれ、シンプルではありますが、美味しい炊き込みご飯となりました。簡単ですので、是非お試しください(^o^)。
柚子胡椒唐揚げ
万人の方に愛される定番で大人気のおかず“唐揚げ”。本日のイベントには老若男女様々な方がいらっしゃりましたので、この唐揚げをメインのおかずとして添えます。
アクセントに自家製の柚子胡椒を足していますが、辛味を抑えるため使うのは少量にしているものの、しっかりと柚子の香りが感じられる唐揚げになっています。
鶏肉は、よく洗って水気を拭き取り、脂身を取り除き、食べやすい大きさに切ったら、自家製醤油と自家製柚子胡椒、すりおろしにんにく、酒で下味をつけます。
片栗粉をまぶし、180度の油で４分ほど揚げれば完成。
サクッとジューシーな唐揚げに仕上がりましたが、これに柚子胡椒の風味が本当に良く合います。ご飯も進むこと間違いなしの大好評の一品となりました(^^)。
自家製麹のりんご豆乳甘酒プリン
本日の味噌づくりの講師番場さんからいただいた米麹を、予め炊飯器で玄米とともに甘酒にしておき、これを優しい甘さのデザートに仕上げます。
後藤さんよりいただきました立派な林檎も贅沢に使わせていただき、爽やかな豆乳プリンにしました。
以下150mlほどの容器20個分の分量で紹介します。
まず、皮を向いたりんご1kgは小さめに角切りにしたら鍋に入れ、砂糖大さじ2を上からふりかけ、無農薬レモン1/4の果汁、水20mlとともに軽く煮ます。
甘煮にしたりんご半分はフードプロセッサーにかけペースト状にし、菜種油大さじ5、自家製甘酒１ℓ、豆乳１ℓとよく混ぜておきます。
鍋に粉寒天8g、水600mlを入れて沸騰させたら、りんご等を混ぜ合わせたものに加えてよく混ぜ、素早く容器に入れて、冷蔵庫で冷やして固めます。
最後に、固まったプリンの上にりんごの甘煮を飾れば完成。
シャクッと歯ごたえ残る林檎と、プルっとなめらかに柔らかく仕上がったプリンが美味しくいただけます。
最近は甘酒プリンをいくつか試してみましたが、甘酒のスッキリした自然な甘さが、どの果実もの味を味わいを邪魔することなくしっかりと味わえます。
動物性の食材も使っていませんので、どなたでも楽しめるかと思いますが、お好みのフルーツでお試しいただければと思います(^o^)。
「里山ごはん」とは？
ＮＰＯ法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。
美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。
この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へも、一食1,000円（税込）でご用意させていただいております。
施設の昼食としてお作りするものですので、①メニューは日替わりで１パターンのみ、②12時半にお食事を提供、③前日午前中までの完全予約制、ではございますが、それでもご希望いただける方は、「お問い合わせ」よりご連絡いただければと思います。
※ 記載している内容は投稿時のものです。随時修正を加えてはおりますが、現状と内容が異なる場合もございますので、御了承ください。
