本日は、発展途上国の食を支援している“TableForTwo”中央大学の皆さんご協力のもと、ヴィーガン対応のお弁当を用意しています。自然農法で野菜を育てるバンブービレッジさんの野菜をたっぷり使って、本日は中華風のランチに仕上げました。
素材提供:天野様、佐藤商店様、まちだシルク農園様、大谷里山農園様
素材のご提供ありがとうございます!
本日のお弁当の献立
・ベジミートの青椒肉絲
・野菜揚げ餃子
・空芯菜と厚揚げの中華炒め
・バターナッツの中華サラダ
・きゅうりのキムチ
・自家製漬物
・雑穀米
・ヴィーガン坦々うどん
・メロン豆乳杏仁豆腐

各メニューの紹介
ベジミートの青椒肉絲
“ベジミート”とは、主に大豆を原料としたまるで肉のような、植物由来の食材です。大豆の油分をとり乾燥させて作られたもので、大豆自体の栄養がギュッと濃縮されています。
最近では様々なタイプのベジミートが、手軽に手に入るようになってきましたが、焼いたり、揚げたり様々なものに使うことができます。本日はこのベジミートを使った青椒肉絲を作ります。

乾燥ベジミートのフィレタイプは水につけて15分ほど置き、水気を絞り、食べやすい大きさにスライスします。
バットにベジミート、すりおろしにんにく、すりおろし生姜、酒、醤油、胡麻油をいれてよくもみこみ、下味をつけておきます。

ピーマンと筍の水煮は千切りにスライスし、フライパンにごま油をひいたら、片栗粉をまぶしたベジミートを入れて炒め、一度皿に取り置きます。
フライパンにピーマンと筍を入れ、さっと炒めベジミートを戻し、すりおろしにんにく、ヴィーガン中華だし、中国醤油、酒、きび砂糖をいれて、混ぜ合わせれば完成。

ベジミートは、しっかりと下味をつけることで大豆特有の臭いも料理に馴染ませられ、食べやすくなります。肉らしい食感に加え、ニンニクの風味がコクも演出し、ヴィーガンの方だけでなく、誰もが美味しく楽しめる一品になったかと思います(^^)。

野菜揚げ餃子
ヴィーガンの方でも食べられる野菜餃子を香ばしくカリッと揚げる揚げ餃子。野菜の旨味もじわっと滲み出すこの野菜揚げ餃子を、お弁当にも盛り付けやすい形に仕上げていきます。

キャベツをフードプロセッサーでみじん切りにし、玉ねぎもフードプロセッサーで粗みじんにします。ニラは3ミリほどに切ります。椎茸はみじん切りにします。
ボウルにキャベツ、玉ねぎ、ニラ、椎茸、すりおろしにんにく、すりおろし生姜、中国醤油、塩胡椒、ごま油、片栗粉を入れ、よく混ぜます。

餃子の皮に具を入れ半分に折り、ひだをつけて、さいごに端と端をくっつけ、丸みのある形に成型します。

180度の油でこんがり揚げれば完成。

サクサクっと揚がった皮の中からは、じゅわっと旨味溢れるジューシーな具材が顔を出します。肉を使わなくともたっぷりと満足感を得られる一品。
どなたでも食べやすく、野菜もしっかりと摂れるのでオススメです(^^)。

「里山ごはん」について
里山ごはんとは?
NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。
美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。

この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へのご用意もさせていただいております。気になる方は「お問い合わせ」よりご連絡ください。

素材提供のおねがい
里山ごはんでは、福祉施設での食事提供を通して、関係する様々な方へのよりよい食生活の支えを目的とし、食材の提供を募集しております。
皆さまからいただいた食材は、里山ごはんの素材として活用させていただいた上で、当サイト及び運営しているSNSにて紹介させていただきます。また希望される方には、専門のメンバーが作るレシピの詳細、撮影した写真をお渡しいたします。

余った食材をお持ちの方、お作りになられている食材の活用方法を検討されている方など、私たちの趣旨をご理解いただき素材をご提供いただける方がいらっしゃいましたら幸いです。
食材提供のご連絡は、当サイトのお問い合わせよりお受けいたします。皆さまどうぞよろしくお願いいたします。
