素材提供:れもねゑど様、まちだシルク農園様
いつもありがとうございます!
Contents
本日の献立
・大豆と油揚げの炊き込みご飯
・縦割りれんこんと豚肉の甘辛炒め
・菜の花の白和え
・大豆と切干紅芯大根の煮物
・さつま芋のレモン煮
・人参の豆乳味噌ポタージュ
・自家製ぬか漬け(紅芯大根 胡瓜 日野菜)
・黒蜜きな粉豆乳プリン
・紅茶
各メニューの紹介
2月3日は大豆の日
節分の“豆まき”にちなんで、2月3日は“大豆の日”とされています。
今年以降は2月2日が節分となる年が増えるそうですが、今のところはまだ、この日が変わることは無いようですので、「大豆の日」の本日はバンブービレッジさんの無農薬大豆をはじめ、様々な大豆由来の食品を使って、大豆にちなんだ様々なメニューを作っていきます。
大豆と油揚げの炊き込みご飯
「里山ごはん」では“大豆”を炊き込んだご飯がいつも好評ですが、大豆の日の本日は、大豆だけでなく、大豆由来の“油揚げ”も加えて、ごはんを炊き込んでいます。
「ごはん」と「大豆」の組み合わせは、それぞれが足りない“必須アミノ酸”を補い合っていて、この2つの食材だけで全てのアミノ酸を摂取することができるという、万能な組み合わせだったりします。
「ご飯と味噌汁」や「納豆ご飯」、「きなこ餅」など、長い歴史の中で日本人は、この“大豆とお米”というペアを様々な経験から選んできたのかと思いますが、そんな日本の遺伝子か何かが、きっとこの組み合わせを求めて、食べればほっと落ち着くような美味しさを感じさせてくれるのだと思います。
米5合は洗って30分ほど置いておきます。
炊飯器に入れ、5合より少なめに水を入れ、昆布出汁大さじ1、塩小さじ1、自家製醤油大さじ2を入れてよく混ぜたら、大豆の水煮、油揚げ3枚分を細かく切ったものを上に乗せて炊き込むだけで完成。
“出汁の効いたご飯”と“ホクホクの大豆”の相性の良さには、いつも満足させられてますが、優しい旨味を染み込んだ油揚げも、またこれにバランスよく組み合わさります。
そのままでも美味しいですし、他のおかずとも邪魔しあうことなく、美味しく食べられます。簡単に作れますので、是非お試しください(^o^)。
大豆と紅芯大根と昆布の煮物
紅芯大根の切り干しを、プラナスの活動として、先週あたりから作っています。一般的な大根に比べて強い甘味や、煮てもしっかりと残るキレイな赤色が、他の食材にはない特徴だったりします。
自家製切り干し紅芯大根は水で戻して、ぎゅっと絞っておきます。
鍋に、水で戻した切り干し紅芯大根と大豆の水煮、生昆布を入れたら、ひたひたまで水を注ぎます。
白だしとみりんを入れ、味を整え、汁が少なくなるまで煮込めば完成。
味付けには、紅芯大根の色が変わらないように白だしを使いました。写真では少し分かりにくいかもしれませんが、しっかりとした紫色が煮物全体を鮮やかに染め上げています。
昆布や切干大根からは出汁もしっかりと出てきますので、煮込むことで凝縮されたそれらの美味しさを存分に味わえることと思います。
紅芯大根の切り干しは、なかなか売っていたりするものではないかもしれませんが、大谷里山農園にて一袋300円で販売していますので、よろしければご活用ください(^^)。
菜の花の白和え
菜の花というと、なんとなく花が咲く4月ころが旬のようにも思われますが、食用としては花のつぼみと若葉、茎を味わうため、まだ寒い今の時期のものがより美味しく食べられたりします。
まだまだ寒い時期が続きそうではありますが、それでもこの菜の花が出回りはじめる様子を見ると冬明けを感じさせてくれるのがまた嬉しいものです。
本日は大豆の日にちなんで、絹豆腐と和え、まろやかな風味が美味しい“白和え”にしていきます。
絹豆腐はキッチンペーパーに包んで水切りし、菜の花は茹でてぎゅっと絞り1㎝ほどに切っておきます。
ボウルに水切りした豆腐、菜の花、すりごま、きび砂糖、白だしを入れたら、よく混ぜれば出来あがり。
菜の花の程よいほろ苦さが、豆腐のまろやかな味わいやなめらかな口あたりと、とてもバランスが良くて、美味しいです。
白和えにすると菜の花の味もマイルドになり、また潰した豆腐のトロッとした食感と合わさり、どなたでも食べやすいものとなりますので、旬の菜の花を楽しむおかずとしてオススメの一品です(^^)。
さつま芋のレモン煮
柑橘の栽培に最も重要なのが日当たり。瀬戸内の豊かな日照が育てる“無農薬レモン”をサンプルとして沢山いただきましたので、本日はその皮ごと使う「さつま芋のレモン煮」を作ります。
くちなしの実は二つに割っておき、さつまいもは細めのものを輪切りにして水にさらしておきます。レモンは輪切りにします。
鍋に、くちなしの実とさつま芋、グラニュー糖、レモンを入れ、アクをとりながら、さつま芋が柔らかくなるまで煮ます。
煮えたらレモンを取り除いて、出来上がり。
さつま芋の甘みとレモンの酸味がそれぞれちょうどよく感じられ、甘くてトロッと濃厚ですが、爽やかにいただける一品になります。
皮ごと煮込むので、レモンは無農薬のものが良いですが、手に入った際にはお試しいただければと思います(^o^)。
人参の豆乳味噌ポタージュ
バンブービレッジさんの無農薬人参の美味しさは今の季節、度々お伝えしてきていますが、その甘さ充分な立派な人参を本日も贅沢に使わせていただきます。
大豆の日ということで、味噌と豆乳を使った「豆乳味噌ポタージュ」に、この美味しい人参を合わせていきます。
以下、分量は10人分で記載していきます。
人参6本はよく洗い、火が通りやすい大きさに切っておきます。じゃがいも4個は皮をむいて4つ切りにし、水にさらしておきます。
厚手の鍋にオリーブオイルをひき、玉ねぎ2個をスライスして炒めます。ある程度炒められたら、じゃがいもと人参を入れ更に炒めていきます。
水500mlとブイヨン大さじ2を入れ、野菜が柔らかくなるまで15分ほど煮ます。
ハンドブレンダーで野菜を攪拌し、水を500ml足してたら、自家製みそ大さじ3と豆乳を1リットルほどを入れ、最後に塩で味を整えます。
茹でた人参を添えて完成。
豆乳と人参で、クリーミーながらスッキリと飲めるスープです。バンブービレッジさんのじゃが芋がまた美味しく、野菜の味をそのまま感じられる里山らしいポタージュに仕上がりました。
寒い日に嬉しい濃厚な一杯です(^o^)。
黒蜜きなこ豆乳プリン
大豆づくしの本日のメニュー、デザートも豆乳ときなこで“大豆”満載に仕上げていきます。
パールアガー30gと砂糖100gをよく粉末混合して、鍋に入れた豆乳900mlに徐々に加えていきます。
しっかりと混ざったら火にかけ、焦げないようによく混ぜながら80℃くらいまで加熱し、粉末を溶かします。容器に流して、冷蔵庫で冷やし固めれば完成。
優しい甘さの豆乳プリンに、黒蜜きなこがよく合います。クリーミーでまろやかではありますが、和の雰囲気たっぷりですので和食のデザートとしてもバッチリ。
動物性食材も使っていませんので、ヴィーガンの方でも楽しめる食後の一品です。
「東京里山ごはん」とは?
NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。
美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。
この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へも、一食1,000円(税込)でご用意させていただいております。
施設の昼食としてお作りするものですので、①メニューは日替わりで1パターンのみ、②12時半にお食事を提供、③前日午前中までの完全予約制、ではございますが、それでもご希望いただける方は、「お問い合わせ」よりご連絡いただければと思います。
※ 記載している内容は投稿時のものです。随時修正を加えてはおりますが、現状と内容が異なる場合もございますので、御了承ください。