里山ごはん

鮮やか野菜満載のお弁当 #173ブロッコリーのコロッケ&白菜のガーリックオイル炒め【東京里山ごはん】

本日の献立

・ブロッコリーのコロッケ

・胡瓜とアボガドのジェノベーゼ和え

・マカロニサラダ

・白菜としめじのガーリックオイル炒め

・茹で卵

・自家製ぬか漬け

・きゅうり 紅芯大根 人参

・雑穀米

・自家製ゆかり

・冬野菜のポトフ

・さつま芋プリン

・コーヒー

 

ブロッコリーのコロッケ&アボカドと胡瓜のジェノベーゼ和え

 

各メニューの紹介

ブロッコリーのコロッケ

一年を通してスーパーなどでも見かけられるように、年中楽しめるブロッコリーですが、11月から3月にかけての寒い時期のものが旬で特に美味しかったりします(輸入ものも多いですが、北海道産なども遅らせて収穫することで一年中手に入ります)。

本日はこのブロッコリーをコロッケにします。芽のツブっとした感じや茎の甘みを味わえるほか、クリーム色のじゃが芋に散る優しい緑色が春らしくキレイに見えます。

バンブービレッジさんのじゃが芋は、皮をむいて丸ごと蒸し器で柔らかくなるまで蒸し、熱いうちにマッシャーでつぶしておきます。

ブロッコリーは茹でてみじん切りに、玉ねぎはみじん切りにした後オリーブオイルで炒めておきます。

ボウルに、潰したじゃがいも、玉ねぎ、ブロッコリーをいれてよく混ぜたら、豆乳を少し加えて滑らかにし、塩胡椒で味をつけます。

薄力粉を振り、卵をくぐらせ、細かく砕いたパン粉をつけて180度の油でこんがりと揚げます。ヴィーガンの方用には、薄力粉を水で溶いてパン粉をつけました。

お弁当に盛り付け、ウスターソースとケチャップ、プルーンピューレを混ぜた、オリジナルのソースをかけていただきます。

トロトロでクリーミーなじゃが芋のコロッケ。豆乳を少し加えることで更にまろやかな味わいになります。またパン粉は綿棒などでしっかりと細かく砕くことで、表面サラサラっと綺麗で食べやすいものに仕上がります。

春らしい黄緑色が入ることで冬明けが待ち遠しい今の時期に嬉しい一品となりました(^^)。

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胡瓜とアボカドのジェノベーゼ和え

世界初の“水耕栽培メロン”を成し遂げた『町田式水耕栽培槽』で作った“きゅうり”。メロンが育ちにくい冬に期間限定で栽培しているものです。

皮は一般的なものに比べて薄く、特有のウリ臭さも少ないため、苦手な方でも食べれる一方、冬ものとは思えない大きさとシャッキリ感からか、昨年あたりから多くの方にお使いいただいています。

本日はこの胡瓜の他、アボカドとトマトを、瀬戸内レモンとともに作り上げる自家製ジェノベーゼドレッシングで和えて、爽やかにいただきたいと思います。

アボガドは皮をむき、タネを取り除き、5㎜角に切り、レモン汁をかけておきます。ミニトマトはくし切りにしてから半分に切り、きゅうりは小さめに乱切りにします。

自家製バジルペースト、瀬戸内レモンのレモン汁、大島の天然塩とプラックペッパーでつくったジェノベーゼドレッシングをかけて、よく合えれば完成。

町田式水耕栽培ならではのみずみずしい胡瓜が、スッキリとした酸味の瀬戸内レモン、しっかりと香るバジルペーストとともに爽やかに食べられますが、アボカドのまろやかさが絶妙にマッチします。

この水耕栽培の胡瓜は一本50円で大谷里山農園にて販売していますので、ご所望の方は是非いらしてください。2月終わりくらいまでは毎日沢山採れつづけています(^^)。

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白菜のガーリックオイル炒め

シャッキリと美味しい旬の白菜。バンブービレッジさんが自然栽培で育てたものは特に味が濃く野菜の旨み充分なのですが、これをしめじと炒めます。

ワンポイントに相模原産ニンニクで作られるガーリックオイル“我力(ガリキ)”を使いますが、ニンニクの成分のうち健康増進作用を持つという「アホエン」を含んだ、独自の製法で抽出したオイルです。

バンブービレッジさんの白菜は食べやすい大きさに切って、洗っておきます。しめじはほぐしておきます。

フライパンにオリーブオイルをひき、白菜としめじを入れたら、水気が出ないように、強火でさっと炒めます。

塩胡椒をし、仕上げに相模原特産の「我力」(黒にんにくオイル)をかければ完成。アホエンは100度の熱で壊れてしまうため、最後にかけるのがオススメです。

シンプルに炒めたメニューですが、風味が抜群に良いこの“我力”をかけるだけで、深い味わいの一品に早変わりします。

脳機能の活性化により認知症や脳梗塞などの予防に効果があるといわれている「アホエン」が効率よく摂れるのも嬉しいです(^^)。

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「東京里山ごはん」とは?

NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。

美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。

この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へも、一食1,000円(税込)でご用意させていただいております。

施設の昼食としてお作りするものですので、①メニューは日替わりで1パターンのみ、②12時半にお食事を提供、③前日午前中までの完全予約制、ではございますが、それでもご希望いただける方は、「お問い合わせ」よりご連絡いただければと思います。

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ABOUT ME
高井 大輔
横浜市出身、東京都町田市在住。 学生時代に“大学ボランティアセンター”づくりを目指し活動し、卒業後そのままセンターの職員に。大学周辺に福祉施設が不足していることを知り、大学を退職。障害福祉を扱う会社とNPOを設立。現在、施設運営を行いながら、「自ら生きる」をテーマとした生活づくりを実践中。