里山ごはん

宇宙食“ライスケーキ”を秋デザートに #129ビーフシチュー&宇宙餅黒蜜きな粉添え【東京里山ごはん】

本日の献立

・ビーフシチュー(玉ねぎ、人参、じゃがいも)

・キャベツのマカロニサラダ

・リーフレタス、ゆで卵 ブロッコリー 無農薬みかん

・白米 自家製ドライパセリ

・大根の梅酢漬け

・ライスケーキと無農薬みかんきな粉黒蜜添え

・三年番茶

 

ビーフシチュー&キャベツのマカロニサラダ

 

ライスケーキ&無農薬みかん

 

 

各メニューの紹介

ビーフシチュー

イギリスから伝わったとされるシチューは、英語で「ゆっくり時間をかけて煮込む料理」の意味を持ちます。

鍋で具材を長時間かけて煮込む料理は紀元前の時代から存在していたものの、日本にシチュー(当時“シチウ”)が伝わったのは明治の初期。

本格的な洋食メニューとして「ビーフシチュー」が広まり、明治時代の中ごろには数々のレストランのメニューとして定着していったようです。

美味しそうな塊の牛肉がありましたので、本日はバンブービレッジさんのじゃがいもをふんだんに使い、ソースで煮込んでいきます。

玉ねぎはくし形、人参は乱切りにし、バンブービレッジさんの有機じゃがいもは洗って皮付きのまま蒸します。

フライパンに、バターを溶かし、食べやすい大きさに切った牛肉を炒め、焦げ目がついたら、圧力鍋に移します。

続けて、フライパンで玉ねぎと人参を炒めてこれも圧力鍋に入れていきます。

デミグラスソース2缶を入れ、水400ccと赤ワイン200ccとベイリーフを入れ蓋をして圧力をかけ、20分煮ます。

仕上げに蒸したじゃがいもの皮をむいて鍋に入れ、プルーンピューレ、トマトケチャップ、自家製醤油で味を整えれば、良い香り漂うビーフシチューの完成。

牛肉の旨味がスープに溶け出し、それと一緒に食べる野菜も本当に美味しいです。牛肉とじゃがいも、それぞれ違ったトロトロ感が存分に味わえる贅沢な一品となりました(^o^)。

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ライスケーキ 黒蜜きなこ添え

宇宙飛行士野口さんの搭乗した新型宇宙船「クルードラゴン」の打ち上げ成功記念として、実際に宇宙食としても使用されている“お餅”をデザートに使用しました。

平べったい袋の中には、フレーズドライされた固い餅のようなものと、きな粉が入っています。

作り方は袋に書いてある通りですが、このフリーズドライされた餅を水に漬けると、すぐに膨らみプルプルモチモチと柔らかそうな形状に変わっていきます(水に漬ける容器も入っていました)。

袋に同封されていましたきな粉に加えて、黒蜜をかけて完成。いただいた無農薬のみかんも添えて、秋らしさを感じる本日のデザートとなりました。

実際には宇宙ではきな粉を使えはしないのかもしれませんが、宇宙食を味わい、ほんの少し、里山にてその気分も味わいました(^^)。

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「東京里山ごはん」とは?

NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。

美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。

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この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へも、一食1,000円(税込)でご用意させていただいております。

施設の昼食としてお作りするものですので、①メニューは日替わりで1パターンのみ、②12時半にお食事を提供、③前日午前中までの完全予約制、ではございますが、それでもご希望いただける方は、「お問い合わせ」よりご連絡いただければと思います。

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ABOUT ME
高井 大輔
横浜市出身、東京都町田市在住。 学生時代に“大学ボランティアセンター”づくりを目指し活動し、卒業後そのままセンターの職員に。大学周辺に福祉施設が不足していることを知り、大学を退職。障害福祉を扱う会社とNPOを設立。現在、施設運営を行いながら、「自ら生きる」をテーマとした生活づくりを実践中。