和風な洋風?もしくは洋風な和風?、どちらも同じようなことかもしれませんが、洋食っぽさを交えた一風変わった和食弁当を用意しました。落ち着くような風合いもありながら、濃厚でボリュームも感じていただける献立になったかと思います。
天野様、林様、大谷里山農園様、まちだシルク農園様
素材の提供ありがとうございます!
本日の昼食
・紅芯大根の切り干し炊き込みご飯
・ささみの唐揚げ ハニーマスタードソース
・さつま芋の白だしバター煮
・葉セロリと胡瓜、紅芯大根のサラダ
・長芋のタルタルサラダキャビア添え
・自家製漬物2種(大根、胡瓜)
・きのこと肉団子の豆乳トマト味噌煮込み
(スティックセニョール、人参、じゃがいも)
・バナナブルーベリーマフィン
各メニューの紹介
ささみの唐揚げ ハニーマスタードソース
大ぶりでジューシー具合がたまらない唐揚げ専門店「から好し」さんの唐揚げのファンですが、そこのメニューである“ハニーマスタード”バージョンを参考にして、チャレンジしてみました。
サクっサクの人気メニュー“唐揚げ”に、オーストラリア産の濃厚蜂蜜をソースにしてかけていきます。
ささみは3等分に切り、ボウルに、自家製醤油、すりおろし生姜、すりおろしにんにくといれて揉み込み、下味をつけます。
鶏肉は180度の油で4分揚げます。
その間に小さなフライパンに蜂蜜、ワインビネガー、粒マスタードを入れて火にかけ、蜂蜜を溶かしながら混ぜます。
お弁当に唐揚げを盛り付け、ハニーマスタードソースをかければ完成。
サクサク、ジュワッと美味しさ溢れる唐揚げに、トロッとハニーマスタードソースをかければ、魅力たっぷりの一品に仕上がります。
ベースの醤油味と甘酸っぱいソースが不思議とよく合う、食べ始めると止まらないオススメメニューです。
さつま芋の白だしバター煮
さつま芋とバターの組み合わせは、誰もが知る美味しいものですが、甘さ引き立つ煮物にもまたこのバターの風味がよく合います。
今回は、手軽に作れるさつま芋の白だし煮に、ワンポイントとしてバターを加えて一風変わったメニューにしていきたいと思います。
バンブーのさつま芋は、輪切りにして、水にさらしておきます。
鍋にさつま芋を入れ、水をひたひたまで注ぎ、白だし大さじ1とともに、さつま芋が柔らかくなるまで煮ます。
仕上げにバターを入れて軽く混ぜれば完成。
簡単なメニューではありますが、バターの香りが風味やコクの幅を広げ、美味しさ十分なおかずに変えてくれます。
バターの量にもよりますが、しつこくなくどなたでも食べやすい一品ですので、ぜひお試しください。
長芋のタルタルソースキャビア添え
黒いつぶつぶがお弁当に華を添えてくれるランプフィッシュの卵(キャビアの代用)。バゲットやクラッカーに添えるのが一般的な食べ方かと思いますが、今回は長芋に添えてみました。
長芋は皮をむいて、3センチの長さに切ってから
スティック状に切ります。
玉ねぎをみじん切りにし、塩胡椒とマヨネーズを混ぜてタルタルソースを作ります。
お弁当に長芋を盛り付け、タルタルソースをかけ、ランプフィッシュの卵を添えれば完成。
黒いランプフィッシュの卵には、白い食材がより黒色を引き立ててくれるのでよく合いますが、長芋はそれにもってこいです。
シャキシャキ食感とつぶつぶ食感の相性の良さもさることながら、繊細な芋の風味に、上品な塩気がまたよく合う、美味しい一品となりました。
「里山ごはん」について
里山ごはんとは?
NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。
美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。
この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へのご用意もさせていただいております。気になる方は「お問い合わせ」よりご連絡ください。
素材提供のおねがい
里山ごはんでは、福祉施設での食事提供を通して、関係する様々な方へのよりよい食生活の支えを目的とし、食材の提供を募集しております。
皆さまからいただいた食材は、里山ごはんの素材として活用させていただいた上で、当サイト及び運営しているSNSにて紹介させていただきます。また希望される方には、専門のメンバーが作るレシピの詳細、撮影した写真をお渡しいたします。
余った食材をお持ちの方、お作りになられている食材の活用方法を検討されている方など、私たちの趣旨をご理解いただき素材をご提供いただける方がいらっしゃいましたら幸いです。
食材提供のご連絡は、当サイトのお問い合わせよりお受けいたします。皆さまどうぞよろしくお願いいたします。