里山ごはん

ひな祭りに作りたい春のお弁当メニュー #191春のちらし寿司&塩レモン唐揚げ【里山ごはん】

本日は3/3ひな祭りということで、“ちらし寿司”とそれに合わせたメニューをご用意させていただきました。お弁当には春らしい緑色、桃色、黄色が散りばめられています。

素材提供:ドレッシングシスターズ様、れもねゑど様、まちだシルク農園様、佐藤商店様、大谷里山農園様

いつもありがとうございます!

お弁当の献立

・春のちらし寿司 夕顔の漬け物入り

・塩レモン唐揚げ

・ざくろのサラダ

・かぶのそぼろ煮

・茶碗蒸し

・自家製ぬか漬け

・海老しんじょうと筍のお吸い物

・いちご大福

 

春のちらし寿司&海老しんじょうのすまし汁

 

いちご大福

 

各メニューの紹介

春のちらし寿司

古くは鎌倉時代より作られていたと言われる“五目ちらし寿司”。ひな祭りをはじめとして、様々なお祝い事に使われるメニューとして定番の一つで、干瓢や干し椎茸がベースとなり、酢飯に様々な具材を混ぜ込むのが特徴です。

本日のちらし寿司は、干瓢の代わりに大谷里山農園が原料の製造と企画をする商品「夕顔の醤油漬け」を使って作ります。

干瓢の原料である“ユウガオ”ですが、これを醤油漬けにしたものをそのまま使用することで、煮しめる手間もなく、また漬け込んだタレの味がご飯にもよく馴染むので、いい風味のごはんが出来上がります。

具となるバンブービレッジさんの菜の花は、洗って、鍋に塩を入れ、色良く茹で、1センチほどに切ります。サヤエンドウもさっと茹で、千切りにしておきます。

レンコンは薄くいちょう切りにし、酢水につけてからさっと湯がき、砂糖、塩、酢をいれた合わせ調味料に浸けます。卵は、良く割りほぐし、油をひいたフライパンで薄焼き卵を作り、千切りにします。

人参は千切り、自家製椎茸はスライスし、筍の水煮は短冊ぎりにし、水、昆布出汁、避け、みりん、砂糖を入れた小鍋で煮ます。

カニカマはほぐしておき、里山農園の夕顔の醤油漬けは、絞って粗みじんにします。

米は少し固めに炊き、飯台に移し、すし酢を回しかけ、人参、椎茸、筍の煮物と夕顔の粗みじんしたものを入れ、さっくり切るように混ぜ込みます。

酢飯をお弁当に盛り付け、刻みのり、サヤエンドウ、菜の花、酢レンコン、錦糸卵、カニカマの順に散らせば完成。

季節の青菜と卵で、色鮮やかに出来上がりました。“五目”の名に負けない沢山の具材が、様々な味わいや食感をごはんに加えてくれ、賑やかなちらし寿司となりました。

柚子風味の“夕顔の醤油漬け”も入れることで良い香りと味が広がるので、とてもオススメです(^o^)。

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塩レモン唐揚げ

お弁当には定番の“唐揚げ”ですが、今回は爽やかなお弁当の雰囲気に合わせて、この唐揚げも万能調味料“塩レモン”を使って、さっぱりとした風味を添えていきたいと思います。

塩レモンは2週間ほど前に作り、熟成させておいたものを使いますが、瓶からは柑橘の良い香りが漂ってきます(^^)。

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塩レモンは汁ごとフードプロセッサーにかけてみじん切りにし、鶏もも肉は、脂肪を取り除き食べやすい大きさに切ったら、ボウルにそれぞれ入れ、すりおろしにんにく、胡椒を足し、よく揉み込みます。

しばらく置いて、味をつけたら、片栗粉をまぶして、180度の油で4分ほど揚げます。

お弁当に盛り付け、レモンを添えれば完成。

今回初めて作ってみて、塩レモンはそれなりにいれても大丈夫ということが分かりました。この“塩レモン”、レモンと塩を3対1程度で作っていますが、そこまで塩味を強くするなく、まろやかで爽やかなレモンの風味を足すことができます。

無農薬のレモンを使うのが良いのですが、美味しい上に万能ですので、手に入る場合は是非作ってみていただきたいです(^^)。

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いちご大福

まだまだ旬の“いちご”。美味しいものがお店にはたくさん並んでいますので、昨日に引き続きこの苺を使ったデザートを用意しました。

本日用意するのは“いちご大福”。数ある食材の組み合わせの中でも、この苺と餡の2つほど相性抜群なものはなかなかないのでは…、と思うほど。誰もを虜にするこの和菓子を、簡単に作れるレシピで仕上げてみました。

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以下20個分のレシピで紹介します。

いちご20個は良く洗ってヘタをとり、水気を拭きとって、こし餡をまわりにつけたら、冷蔵庫で冷やしておきます。

求肥は白玉粉300g、グラニュー糖大さじ6を入れ、木ベラで混ぜながら、水380mlを少しずつ加えて練り上げます。

蒸し器にクッキングペーパーを十字にひき、生地を流し入れ、10分〜15分ほど蒸します。

バットに片栗粉をひき、その上に蒸し上がった求肥を乗せます。少し冷ましながら、程よい固さになったら、表裏に片栗粉をつけ、20個分に切り分け、伸ばし、餡がついたイチゴを包めば完成。

今回のレシピは、蒸し器で求肥を作れるので、どなたでも簡単にいちご大福を作ることができます。人気の和スイーツですので、手軽に作れるとなると嬉しいものです。

いちご大福好きの方、自分で作るのはちょっと…と思っている方にもこのレシピはオススメですので、是非チャレンジしてみてください(^o^)。

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「里山ごはん」とは?

NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。

美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。

この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へも、一食1,000円(税込)でご用意させていただいております。

施設の昼食としてお作りするものですので、①メニューは日替わりで1パターンのみ、②12時半にお食事を提供、③前日午前中までの完全予約制、ではございますが、それでもご希望いただける方は、「お問い合わせ」よりご連絡いただければと思います。

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ABOUT ME
高井 大輔
横浜市出身、東京都町田市在住。 学生時代に“大学ボランティアセンター”づくりを目指し活動し、卒業後そのままセンターの職員に。大学周辺に福祉施設が不足していることを知り、大学を退職。障害福祉を扱う会社とNPOを設立。現在、施設運営を行いながら、「自ら生きる」をテーマとした生活づくりを実践中。