里山ごはん

旬の素材と合わせる唐揚弁当完成形 #206自家製醤油の鶏の唐揚げ&菜の花の梅おかか和え【里山ごはん】

本日は大人気の鶏の唐揚げを中心とした和風のお弁当に仕上げました。定番の組み合わせである卵焼きやきんぴらごぼうに加え、旬の素材を使ったおかずを添えています。

サクッとジュワッと美味しい唐揚げとともに、色あいも味わいも様々にキレイに揃った、ちょっと豪華な“唐揚げ弁当”となりました。

素材提供:たにのとびら様、大谷里山農園様、まちだシルク農園様、れもねゑど様、天野様

いつもありがとうございます!

お弁当の献立

・桜えびと切干紅芯大根の炊込みご飯

・自家製醤油の鶏唐揚げ

・彩り人参のクミンシード炒め

・菜の花の梅おかか和えサラダすみれ添え

・大豆ときゅうりの人参生ドレマヨサラダ

・ごぼうと人参のきんぴら

・にら入り卵焼き

・紅芯大根の甘酢漬け

・白菜と大根の味噌汁

・生いちごソースの豆乳プリン

・紅茶

 

桜海老と切干紅芯大根の炊込みご飯&菜の花の梅おかか和え

 

各メニューの紹介

桜海老と切干紅芯大根の炊込みご飯

この冬、バンブービレッジさんが自然栽培で育てた紅芯大根を、風が吹き抜ける農園のウッドデッキで天日干しにし、たくさんの切り干し大根を作りました。

一般的な大根に比べ、切り干し大根は水分量が多いため、天日で乾燥させるには時間がかかりますが、甘みが強く、しっかりとその旨味を感じられます。

この紅芯大根の切り干しをそのまま炊飯器に入れて炊き込むことでキレイなピンク色の炊き込みご飯に炊きあがります。素材の味も釜全体に広がり、それ単体でも満足できるご飯です。

米5合は、洗って30分以上置きます。

炊飯器にセットし、5合より少なめに水をいれ、昆布出汁大さじ1、塩小さじ1、自家製醤油大さじ1を入れ、よく混ぜたら、自家製の紅芯大根の切り干し20gと桜海老20gを上に乗せて炊きます。

ほんのりピンクのご飯が炊きあがったらお弁当に盛り付け、自家製桜花漬けを乗せれば完成。

炊いている途中からも釜からは桜海老の香ばしい香りが立ち、美味しそうな雰囲気が十分に感じられます。海老からも大根からもいい出汁が出て、旨味たっぷりの美味しいご飯となりました。

切り干し大根は色を出すために、水で戻さずそのまま使います。簡単ではありますがキレイなピンク色が春の雰囲気感じさせる、味も見た目も抜群の炊き込みご飯。オススメです(^o^)。

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菜の花の梅おかか和え

バンブービレッジさんが育てる固定種の菜の花は、味がとても濃いのですが、クセも全くなく食べやすいため、様々な味付けができます。

本日は天野様よりいただきました自家製の梅干しとともに和え、さっぱりと食べられるおかずにしました。

菜の花は洗って鍋に入れ、塩を入れて茹でます。ざるに上げて、ぎゅっと絞り、2センチ程に切ります。

自家製梅干しの種をとり包丁で叩き、ボウルの中で、菜の花と混ぜます。自家製生醤油を回しかけ、かつお節を入れてよく混ぜれば完成。

フワっと香るかつお節と梅干しが、バンブービレッジさんの美味しい菜の花の風味を邪魔することなくキレイに混ざりあいます。

ボリュームがある唐揚げを頬張る間にこのさっぱりとした梅風味の一品をつまめば、一層メインも美味しく食べられるかと思います。是非お試しください(^o^)。

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生いちごソースの豆乳プリン

季節の苺をふんだんに使った生いちごのソースとお馴染みの豆乳プリンとで、紅白二層の色合いを楽しめるのが本日のデザート。甘酸っぱい苺の風味が優しい豆乳とよく合う一品です。

以下小さい容器(100ml)20個程の分量で記載します。

苺20個(小さいもので)程は、飾り用に薄くスライスしておきます。飾りに使いにくい端の部分はソース用にします。

苺1パックはよく洗ってヘタを取り、メープルシロップ大さじ5、飾り用のあまりの苺とともに、フードプロセッサーに入れ、苺ソースを作ります。

パールアガー35gと砂糖55gをよく粉末混合して、豆乳1000mlを徐々に加えながら混ぜ合わせたら、鍋で焦げないようにかき混ぜながら80℃まで加熱していきます。

容器にはスライスした苺を、空気が入らないほどピタッと押し付けながら貼り、静かにプリンのもとを流し込みます。

冷蔵庫で冷やし固めたら、苺ソースを上に注ぎ、ミントを添えれば完成。

春らしい苺の姿がしっかりとあらわれた、見た目も楽しめる苺の豆乳プリンに仕上がりました。

生いちごのソースや農園産の元気なミントによる爽やかな風味が、ボリューム満点のお弁当の締めくくりにはピッタリです(^o^)。

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「里山ごはん」とは?

NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。

美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。

この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へも、一食1,000円(税込)でご用意させていただいております。

施設の昼食としてお作りするものですので、①メニューは日替わりで1パターンのみ、②12時半にお食事を提供、③前日午前中までの完全予約制、ではございますが、それでもご希望いただける方は、「お問い合わせ」よりご連絡いただければと思います。

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ABOUT ME
高井 大輔
横浜市出身、東京都町田市在住。 学生時代に“大学ボランティアセンター”づくりを目指し活動し、卒業後そのままセンターの職員に。大学周辺に福祉施設が不足していることを知り、大学を退職。障害福祉を扱う会社とNPOを設立。現在、施設運営を行いながら、「自ら生きる」をテーマとした生活づくりを実践中。