本日は中華風のおせち料理に挑戦しました。昨年も作った赤いチャーシューに、今年初のおせちメニューである“錦糸焼売”や“胡桃の飴煮”などを加え、見た目も味と楽しめるお弁当に仕上げてみました。
素材提供:大谷様、大谷里山農園様、まちだシルク農園様、佐藤商店様
素材のご提供ありがとうございます!
本日の昼食
・干し海老と筍の中華おこわ
・香港チャーシュー
・錦糸焼売
・春巻き
・海老のチリソース
・くらげときゅうりの中華サラダ
・くるみの飴煮
・ピータン
・紅しぐれ大根の漬物
・蟹玉中華スープ
・いちごと白桃の豆乳杏仁豆腐
各メニューの紹介
錦糸焼売
卵の黄色は財宝の輝きのように見えることから、お節料理には欠かせない縁起物の食材ですが、本日は錦糸卵をまぶした焼売を中華お節の一品として添えました。
玉ねぎ2個はみじん切りにして、片栗粉大さじ5程をまぶしておきます。
ボウルに豚ひき肉400g、片栗粉をまぶしたみじん切り玉ねぎ、無農薬のすりおろし生姜2かけ、自家製醤油大さじ2、きび砂糖小さじ4、ごま油小さじ4、オイスターソース大さじ1、鶏ガラスープの素小さじ4、塩小さじ1、胡椒少々をいれてよく混ぜます。
小さい球形に成型したら、錦糸卵をまぶします。
蒸し器に入れ、15分程蒸せば完成。
きれいな黄色はとても華やかにうつり、お正月でなくてもお弁当に詰めたくなります。錦糸卵は作っても良いですが、市販のものを使うことで、とても簡単に仕上げることができるのも嬉しいポイント。
ボリュームもしっかりと出、味わいも想像以上に本格的なものとなりました。今のシーズン、すりおろしの生姜が使えると、香り豊かで一段と美味しく出来上がります。
香港チャーシュー
去年に引き続き、今年もお正月にピッタリの赤いチャーシューを作ります。
この赤いチャーシューは、もともと赤い麹で発酵させた米で味をつけながら表面を染めていくものなのですが、現在は食紅を混ぜたタレを塗りながら炙って作るものが主流となっているようで、家庭用のオーブンを使うことで、比較的簡単に家でも作ることができます。
塩麹おたま3杯、砂糖大さじ2、コチュジャン小さじ2、香味ペースト小さじ2、塩コショウ少々、酒小さじ4、みりん小さじ2、食紅小さじ1、蜂蜜小さじ1、水1カップを混ぜ合わせたら、豚ロース塊肉(700g)を表面にフォークで穴を開け、一緒に袋に入れて一晩漬けておきます。
翌日、漬けダレから豚肉を取り出したら、オーブン皿にクッキングシートを敷き、その上に豚肉を乗せて170℃に予熱したオーブンで20分焼きます。
一度オーブンから取り出して、アルミホイルに包んだら再び170℃で15分焼き、そのまま15分休ませて、好みの厚さに切り分ければ完成。
前日準備が必要なものの、漬けダレさえ作ってしまえば、あとは焼くだけの簡単レシピです。火加減難しそうに思えるチャーシューですが、このやり方ですと失敗なく、ふっくら美味しく焼き上げられます。
たくさん作って、大人数で食べるのもよし、炒飯などに混ぜて楽しむのもよし、是非お試ししてみてください。
胡桃の飴煮
胡桃(くるみ)の飴煮は 、中国おせち料理の定番のひとつ。くるみの殻が固いことに由来して家庭円満を願った縁起物です。
からだに良い脂肪酸が豊富な胡桃は、おせち料理にだけでなく、普段のおやつとしても最適の一品です。
小鍋にくるみ200gと水をひたひたに入れ沸騰させて、ざるにあげます。
フライパンに水飴50g、水400cc、きび砂糖70g
、酒大さじ2、自家製醤油大さじ1と1/2を溶かして、くるみを入れ、強火で煮ます。
汁けがなくなるまで、木べらでかき回しながら煮詰めれば完成。
冷えると固まってしまうので、クッキングシートに広げて、食べやすい大きさにまとめると良いです。
くるみの香ばしい風味がフワッと口に広がり、そしてこれとまた醤油ベースの甘辛のタレがよく合います。好きな方も多いらしい胡桃の飴煮ですが、それも頷けるほど、食べ始めると止まらない美味しい一品でした。
「里山ごはん」について
里山ごはんとは?
NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。
美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。
この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へのご用意もさせていただいております。気になる方は「お問い合わせ」よりご連絡ください。
素材提供のおねがい
里山ごはんでは、福祉施設での食事提供を通して、関係する様々な方へのよりよい食生活の支えを目的とし、食材の提供を募集しております。
皆さまからいただいた食材は、里山ごはんの素材として活用させていただいた上で、当サイト及び運営しているSNSにて紹介させていただきます。また希望される方には、専門のメンバーが作るレシピの詳細、撮影した写真をお渡しいたします。
余った食材をお持ちの方、お作りになられている食材の活用方法を検討されている方など、私たちの趣旨をご理解いただき素材をご提供いただける方がいらっしゃいましたら幸いです。
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