本日も、南瓜のコロッケをメインに、野菜たっぷり使った里山らしいお弁当に仕上げています。いただいたルッコラはトレビスと合わせることでキレイな組み合わせの2色を楽しめるサラダになりました。
素材提供:星様、大谷里山農園様
いつもありがとうございます!
本日のお弁当の献立
・有機豆ご飯
・かぼちゃとじゃがいものコロッケ
・人参とごぼうのクミン炒め
・トレビスとルッコラと卵の豆乳胡麻サラダ
・小松菜の塩レモンペッパー炒め
・ミニトマトのハーブマリネ
・紅しぐれ大根の甘酢漬け
・新玉ねぎとレンズ豆のスープ
・りんごゼリー
・オレンジペコ
各メニューの紹介
南瓜とじゃが芋のコロッケ
素朴でやさしい甘さが魅力のかぼちゃ。この程よくしっとりホクホクであるかぼちゃの魅力はサクッと揚がった揚げ物にするのにもピッタリ。
本日はこのかぼちゃとじゃが芋で、素材の味をたっぷり活かした、優しい風味のコロッケに仕上げていきたいと思います。
じゃがいもは皮をむき、かぼちゃは食べやすい大きさに切ります。蒸し器にかぼちゃとむいたじゃがいもを丸ごと入れて、柔らかくなるまで20分ほど蒸します。
玉ねぎはみじん切りにして、オリーブオイルをひいたフライパンで炒めます。
ボウルに蒸したかぼちゃとじゃがいもを入れマッシャーで潰すしたら、炒めた玉ねぎを入れて、塩胡椒し、よく混ぜます。
小さな楕円に丸めたら、溶いた薄力粉にくぐらせ、細かくしたパン粉をつけて180度の油でこんがり色付くまで揚げれば完成。
じっくり炒めた玉葱の甘みと、かぼちゃやじゃが芋のホックリした食感、味がバランスよくあい、味付けはシンプルですが、驚くほどにしっかりと美味しく仕上がります。
そのままでも美味しいですが、お好みに合わせてソースをかけてお召し上がりください(^o^)。
人参とごぼうのクミン炒め
インドのほうの調理法では、その最初の工程としてスパイスを油で炒め、その香りを充分に引き出してから、その他の具材を炒め始めるという方法がよくとられます。
この始めに使うスパイスのことを“スタータースパイス”と呼ぶようですが、クミンはそのスパイスの中でも特にメジャーなものだったりします。
本日はこのクミンを使って、2種類の根菜、人参とごぼうを炒めていきます。
人参は輪切りにして、柔らかくなるまで茹でます。
ごぼうは皮をむいて斜め切りにし、水にさらした後、よく水を切り、小鍋に水、昆布出汁、みりん、きび砂糖、自家製醤油をいれ、柔らかくなるまで煮ます。
フライパンにオリーブオイルをひき、クミンシードを炒め、香りが出たら、茹でた人参と柔らかく煮たごぼうを入れ、仕上げに塩胡椒を軽く振れば完成。
ごぼうは予め煮ておくことで、味付きもよく食感も食べやすいものになります。甘辛い風味は、これだけ食べても美味しい程です。
クミンシード特有のスーッと鼻を抜ける強い香りのなかで、ごぼう自体のしっかりとした味と人参の濃い甘みは全く消えることなく、一緒に楽しめることができました。いくつかの野菜を使ったメニューの中でもしっかりと際立つ一品です。
「里山ごはん」とは?
NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。
美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。
この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へも、一食1,000円(税込)でご用意させていただいております。
施設の昼食としてお作りするものですので、①メニューは日替わりで1パターンのみ、②12時半にお食事を提供、③前日午前中までの完全予約制、ではございますが、それでもご希望いただける方は、「お問い合わせ」よりご連絡いただければと思います。
※ 記載している内容は投稿時のものです。随時修正を加えてはおりますが、現状と内容が異なる場合もございますので、御了承ください。