Contents
町田の“きゅうり”が美味い!
プラナスも大変お世話になっている“まちだシルク農園”が水耕栽培で育てる「きゅうり」。
まちだシルク農園は、世界初の水耕栽培メロンの栽培で有名な農園ですが、メロンができにくい冬限定できゅうりの栽培を行っています。
プラナスでは、これをお弁当の材料としてご提供いただいている他、障がいをもつ方の仕事づくりの一環として、この販売に携わらせていただいています。
このきゅうり、後述する特殊な方法で栽培しているものなのですが、これが「とても美味しい」と多くの方にご好評いただいていますが、期間限定で販売しているこのきゅうりを、できるだけ多くの方に知っていただきたく、この場で少し紹介させていただければと思います。
興味ある方、お時間いただきますが少しお読みいただき、町田で作られるきゅうりの魅力を知っていただければ幸いです(^^)。
美味しさの秘密“町田式”栽培槽
「特殊な方法で育てた」と書いていますが、その特殊な方法というのが「町田式水耕栽培」というもの。世界で初めてメロンの水耕栽培を成功させた栽培方法です。
町田の技術を集結させることで生み出されたこの栽培は、町田商工会議所が町田市内・市外の協力10企業と連携してスタートさせたプロジェクトによって生み出されたものですが、その秘密は“栽培槽”にあります。
従来の水耕栽培槽は…
このあたりは聞いたお話をもとに説明しますので、間違っていましたらスミマセン…。
従来の水耕栽培の栽培槽というのは、一箇所の給水口から、一箇所の排水口へ、水や肥料が流れるように設計されています。
根が育つ前でしたら水は一直線に根のあたりを通って行きますが、根が生い茂ってくると、水は抵抗の多いところを通らなくなりますので、根の周辺を避けて流れるようになります。
その結果、根は充分な栄養や酸素を吸収することができなくなってしまいます。
水流が槽内を巡る“町田式”
一方で、町田式の水耕栽培槽は、中央にある一箇所の給水口から、四隅の排水口に向けて放射状に水や肥料が流れるのが一番の特徴です。
合わせて栽培槽の中は、根の養分吸収をサポートさせる「渦」や「ゆらぎ」が発生するように設計されていますので、根がしっかりと育って生い茂っても、新鮮な水が根の間を流れ抜け、充分な酸素や養分をいつまでも吸収できるようになっています。
植物自体が繊細で、今まで根腐れによって栽培が不可能とされていたメロンも、この栽培方法で初めて水耕栽培が可能となりました。詳しくは公式ホームページをご覧ください。
“町田式”はココが凄い!
従来よりも高い収穫効率
何といっても町田式水耕栽培の一番の魅力は、従来の栽培方法に比べて、一苗から収穫できる実の数が今までと比べ格段に多いという点です。
例えば、メロン栽培で見てみると、通常スーパーで売られているようなメロンですと一株から5個程度の収穫、高級メロンと呼ばれる高い糖度のものを目指そうとすると一株から1個しか収穫できなかったりします(実の品質を上げるため摘果します)。
その点、町田式水耕栽培によるメロン栽培となると、季節にもよりますが大体一株あたり30個〜50個の収穫が可能となります。栄養をしっかりと根が吸収しますので、摘果せず、実ったすべての実を高い糖度で収穫することもできます。
きゅうりとなると一株から月に100本近い本数を収穫することも。
このように、土地の価格が地方に比べて高い都内でも、メロンなど場所を必要とする果実をたくさん栽培することができますので、美味しい食材が地場のもので賄えるとなると嬉しいものです(^^)。
健康的で質の良い果実
先にも述べたように、町田式水耕栽培は、植物にとって丁度良い“ゆらぎ”や“渦”を作ることによって、根は栄養をふんだんに吸収しますので、植物自体は栽培を終えるまで常に健康でいつづけます。
農園にて実際に見ていただきたい程ですが、収穫終盤になっても白く輝く程にキレイな根の状態を維持できているのは、まさにこの栽培方法の特長の表れです。
採れる果実は大ぶりでみずみずしく、立派なものが出回りにくい冬でも、美味しい胡瓜の味を楽しめます。
“とてもしっかりした立派なキュウリで、美味しいです!”
“今の季節なかなかおいしいきゅうりが手に入らないんですが、このきゅうりはおいしくて毎日食べてます”
などの声も多く、リピートされる方ばかりです。皮が薄いため、特有の瓜くささも無く、「胡瓜は苦手だけど、この胡瓜は食べられる」という声もいただいています(^^)。
きゅうりを使ったレシピの紹介
きゅうりと鶏皮の柚子胡椒和え
このメニュー、簡単ですが本当に美味しいです。柚子胡椒は、思ったほど辛くはなく、一方で香りはしっかりと鼻を抜けていきますので、鶏皮と胡瓜に爽やかさを添えてくれます。
鶏皮自体の旨味が良く感じられるので、味付けは柚子胡椒と醤油だけで、シンプルですが、しっかりとそれだけで成り立つ美味しさです。
美味しいまちだシルク農園の胡瓜をふんだんに使わせていただきましたが、シャキッとプルッと食感もよく、クセになること間違いなしの一品です。
胡瓜とアボカドのジェノベーゼ和え
きゅうりの他、アボカドとトマトを、瀬戸内レモンとともに作り上げる自家製ジェノベーゼドレッシングで和えていただく一品です。
町田式水耕栽培ならではのみずみずしい胡瓜が、スッキリとした酸味の瀬戸内レモン、しっかりと香るバジルペーストとともに爽やかに食べられますが、アボカドのまろやかさが絶妙にマッチします。
ご購入希望の方は
世界初の“水耕栽培メロン”を成し遂げた『町田式水耕栽培槽』で作ったこの“きゅうり”。冬の期間限定で、大谷里山農園にて販売しております。
販売日時:〜2/28 平日10:00〜16:00(栽培状況により期間の変更あり)
三本200円、15本以上のご注文で町田市内に限り無料でお届けさせていただいております。購入希望の方は「お問い合わせページ」よりご連絡ください。
収穫量に限りがございますので、ご購入させる方はお早めにご連絡いただければと思います。
町田式水耕栽培の詳細はこちら→
まちだシルクメロン公式ホームページ