本日は冬に嬉しい鍋料理、定番のおでんをメインにした和食のラインナップ。美味しい地場野菜と鶏肉や昆布からとる出汁が、身体を奥から温めてくれます。自家製柚子胡椒も相性が抜群!。
素材提供:吉岡様、天野様、林様、大谷里山農園様、佐藤商店様、まちだシルク農園様
ご提供ありがとうございます!
本日のお弁当の献立
・里山おでん(大根、じゃがいも、昆布、がんも、ちくわ、厚揚げ、さつま揚げ、ちくわぶ、骨つき鶏肉、卵、巾着)自家製柚子胡椒添え
・干し海老とツナと紅芯大根のサラダ
・蜂蜜大学芋
・紫花豆の煮物
・漬物2種(紅しぐれ大根、胡瓜)
・もち麦ごはん
・ゆかり
・南町田メゾンジブレの焼き菓子
各メニューの紹介
里山おでん
もともとは田楽の“田”に“御”がついたものだといわれるおでんは、豆腐や蒟蒻がその主な具であったようですが、現代では具の種類も多様になり、お好みで色々な食材を楽しめるようになりました。
本日は、今の季節に美味しい、里山ならではの食材も織り交ぜながら、この寒い日に嬉しい鍋を煮込んていきます。
じゃがいもは皮をむいて、固めに茹で、大根は皮をむいて米の研ぎ汁で柔らかくなるまで煮ます。
卵は茹でて殻をむき、練り物はお湯をかけて湯通しします。
大きな鍋に水を入れ、鰹出汁バック、結び昆布、骨つき鶏肉を入れて出汁をとり、白だし、塩、自家製醤油、みりん少々を入れます。
大根と卵を入れてから、練り物を入れ、最後にじゃがいもを入れて、味が染み込むまで、30〜40分ほど煮、自家製柚子胡椒を添えれば完成。
骨付き鶏肉や昆布からはいい出汁が染み出て、美味しさたっぷりのおでんになりました。自家製の柚子胡椒は、鍋にピッタリの爽やかな香りと、身体を温めるピリッと効いた辛味を添えてくれます。
蜂蜜大学芋
昭和初期の頃に誕生したこの大学芋は、当時の大学生が好んで食べていたということからその名がついたメニューです。
油で揚げたさつま芋にシロップを絡めるものですが、本日は蜂蜜を使い、より風味豊かな大学芋に仕上げます。
さつま芋は、乱切りにして水にさらします。
180度の油で揚げたら、蜂蜜を溶かしたフライパンに、自家製醤油を加えて混ぜ、揚げたさつま芋を入れて和えれば完成。
外がカリッ、中がホクっとおかずとしてもおやつとしても満足の一品。テカりのあるキレイな黄金色は、お弁当の見た目も一層良いものにしてくれます。
揚げたてはじゅわっと熱々で美味しいですが、冷めても十分に楽しめる、お弁当にもピッタリのメニューです。
「里山ごはん」について
里山ごはんとは?
NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。
美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。
この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へのご用意もさせていただいております。気になる方は「お問い合わせ」よりご連絡ください。
素材提供のおねがい
里山ごはんでは、福祉施設での食事提供を通して、関係する様々な方へのよりよい食生活の支えを目的とし、食材の提供を募集しております。
皆さまからいただいた食材は、里山ごはんの素材として活用させていただいた上で、当サイト及び運営しているSNSにて紹介させていただきます。また希望される方には、専門のメンバーが作るレシピの詳細、撮影した写真をお渡しいたします。
余った食材をお持ちの方、お作りになられている食材の活用方法を検討されている方など、私たちの趣旨をご理解いただき素材をご提供いただける方がいらっしゃいましたら幸いです。
食材提供のご連絡は、当サイトのお問い合わせよりお受けいたします。皆さまどうぞよろしくお願いいたします。