本日は、開発途上国の食の支援を行う“TableForTwo”さん協力のもと、ヴィーガン仕様のお弁当を用意しています。月に2回ほどこの企画を行っておりますが、今回はTFTさん提案の南米メニューを盛り込ませていただいています。
素材提供:天野様、まちだシルク農園様、佐藤商店様
いつもありがとうございます!
今日のお弁当の献立
・ベビーコーンと赤パプリカの炊き込みご飯
・厚揚げのロモサルダード
・ヴィーガンエンパナーダ
・小松菜のクミン炒め
・茄子とかぼちゃの素揚げ
・季節のカップサラダ
自家製人参生ドレッシング
・トマトとレンズ豆のスープ
・まちだシルクメロン
各メニューの紹介
厚揚げのロモサルタード
“ロモサルタード”は、遠く南米にあるペルー料理です。ペルーは移民が多かったことから、様々な国の料理と合わさってできた料理がいくつもありますが、本日の“ロモサルタード”は、中国料理と融合した料理(チファ)と呼ばれる「ペルーの中国料理」のひとつです。
本来、ロモ(ロース肉)、サルタード(炒め物)という名の通り、牛肉をカラフルな野菜で炒めるものですが、本日はヴィーガン仕様ということで、肉の代わりに厚揚げを使って作ります。
厚揚げは横半分に切り、5ミリほどにスライスし、玉ねぎはスライス、トマトはくし型に切り、赤パプリカとピーマンはスライスします。
フライパンにオリーブオイルをひき、クミンシードとすりおろしニンニクを入れ、香りが出たら、玉ねぎを入れてよく炒めます。
パプリカ、ピーマン、トマト、厚揚げの順に入れ炒め、塩胡椒、オレガノ、パセリを振り、赤ワイン、りんご酢、醤油を入れ炒め合わせれば完成。
甘みある野菜の味が、特徴的な味付けでより引き立ち、サラッと食べられる美味しいおかずになりました。
しっかりと感じられるスパイスとニンニクの風味が食欲をそそり、暑い日でも箸を出したくなる一品です(^^)。
ヴィーガンエンパナーダ
アルゼンチンの家庭料理“エンパナーダ”。過去、ヨーロッパから移り住んできた人が多かったアルゼンチンにはヨーロッパのパンやピザのような料理がいくつもありますが、このエンパナーダもその一つです。
よく炒めたカレー風味の具を、小麦粉生地で包みますが、本日は手軽に作れるレシピとして、冷凍庫で眠っていることも多い“餃子の皮”を活用して作ります。
玉ねぎとピーマンはみじん切りにします。
フライパンにオリーブオイルをひき、玉ねぎとピーマンをよく炒めたら、塩胡椒とカレーパウダーで味付けします。
具をまとめる為、水溶き片栗粉で少しとろみをつけ、餃子の皮に具を包み、180度の油でこんがり揚げれば完成。
サクッと揚がった皮を噛みしめれば、その中からは、肉がなくとも十分なほどにジューシーさ感じられる具材が表れます。
玉葱の甘さにカレーの風味が加わり、ごはんのおかずにもピッタリ。ヴィーガンメニューでは重宝されるボリューム感もしっかり出せるオススメの一品です。余った餃子の皮の活用方法としても是非お試しください(^o^)。
「里山ごはん」とは?
NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。
美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。
この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へも、一食1,000円(税込)でご用意させていただいております。
施設の昼食としてお作りするものですので、①メニューは日替わりで1パターンのみ、②12時半にお食事を提供、③前日午前中までの完全予約制、ではございますが、それでもご希望いただける方は、「お問い合わせ」よりご連絡いただければと思います。
※ 記載している内容は投稿時のものです。随時修正を加えてはおりますが、現状と内容が異なる場合もございますので、御了承ください。