本日は好きな方も多い“油淋鶏”。大きい食材をドーンと乗っけるお弁当を厨房内では「ドーン弁当」と密かに呼んでいますが、まさに今回はそれにあたる、ボリューム満点の中華風弁当となりました(^o^)。
素材提供:大谷里山農園様、佐藤商店様、まちだシルク農園様、バンブービレッジ様
いつもありがとうございます!
お弁当の献立
・油淋鶏
・鶏肉のしゅうまい
・厚揚げと豆苗の中華炒め
・春雨ときゅうりのサラダ
・のらぼう菜の醤油麹和え
・菊芋も素揚げ
・自家製ぬか漬け
・紅芯大根の甘酢漬け
・雑穀米
・水菜の中華スープ
・バナナヨーグルト
・紅茶
各メニューの紹介
油淋鶏(ユーリンチー)
中国広東省発祥の中華料理で、揚げた鶏肉に刻んだ長ネギと醤油ベースのタレをかけて食べるのがこの“油淋鶏”。現地では、骨付きや骨なし、また衣ありや衣なしと様々なタイプがあるようですが、日本では“骨なし・衣あり”のスタイルが一般的です。
国内どの中華料理屋でも見かけるほどのメジャーな料理となってきましたが、ファンも多く、アンケートを取れば好きなおかずのトップ争いに入ってもおかしくないポテンシャルを秘めた人気のメニューだと思いますが、どうでしょう…。
そんな油淋鶏を本日はお弁当にドーンと豪快に盛り付けてみました。
鶏もも肉は、脂肪を取り除き、均一の厚さになるよう包丁で切り開いておきます。そしてパッドに、酒、おろしニンニク、おろし生姜、自家製醤油を入れ、よく揉み込み、しばらく置いておきます。
鶏もも肉は切らずに一枚そのまま片栗粉をつけ、180度の油でからりと5分ほど揚げます。
みじん切りにした長ねぎ、胡麻油、刻み生姜、リンゴ酢、きび砂糖、自家製醤油を入れてよく混ぜてソースを作ります。
揚がった鶏もも肉を薄切りにし、お弁当に盛り付けたら、油淋鶏ソースをかければ完成。
皮部分をはじめとし全体的にパリッと揚がった鶏もも肉は、噛めばジワっと脂も吹き出すほどにジューシーで、それと酸味の効いた甘辛いタレが、この組み合わせ以外考えられないくらい絶妙に合います。
たくさんに盛られた鶏肉も一瞬で胃袋へ移動してしまうほどに美味しすぎる一品です。
厚揚げと豆苗の中華炒め
えんどう豆の若葉である“豆苗(トウミョウ)”が、一般的な食材として食べられるようになったのは中国がはじめのようですが、昔は一部の人しか口にできない高級食材だったようです。
安定した栽培が可能となり、日本でも手頃に手に入るものとなりましたが、βカロテン等のビタミンを多く含むことから、最近では中華料理にだけでなく、様々に調理される人気の食材となっています。
厚揚げは、横半分に切ってから、5ミリほどにスライスします。豆苗は根を切り、良く洗っておきます。
フライパンに胡麻油を入れ、よく熱したら、厚揚げを入れ炒め、火が通ったら、豆苗を入れ、塩胡椒、中華だしを少々いれ、さっと炒めます。
仕上げに水溶き片栗粉をいれてとろみをつければ完成。
豆苗はクセも少ないので、シンプルに中華の風味を味わえます。厚揚げの優しいまろやかさと胡麻油の香ばしい香りが、その風味ともよく合い、中華風のお弁当にピッタリの一品となりました。
「里山ごはん」とは?
NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。
美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。
この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へも、一食1,000円(税込)でご用意させていただいております。
施設の昼食としてお作りするものですので、①メニューは日替わりで1パターンのみ、②12時半にお食事を提供、③前日午前中までの完全予約制、ではございますが、それでもご希望いただける方は、「お問い合わせ」よりご連絡いただければと思います。
※ 記載している内容は投稿時のものです。随時修正を加えてはおりますが、現状と内容が異なる場合もございますので、御了承ください。