里山ごはん

アレンジで絶品お手軽インド料理 #166鶏胸肉のタンドリーチキン&さつま芋のサモサ【東京里山ごはん】

本日の献立

・鶏胸肉のタンドリーチキン

・さつま芋のサモサ

・山東白菜とリンゴのサラダ

・自家製 人参ドレッシング

・小松菜のスクランブルエッグ

・人参のオイル焼き

・自家製漬物

・ターメリックライス

・しめじと小松菜のコンソメスープ

・フルーツ蜂蜜ヨーグルト

・紅茶

 

タンドリーチキン&さつま芋のサモサ

 

 

各メニューの紹介

鶏胸肉のタンドリーチキン

本日のメインははインド料理の一つである“タンドリーチキン”です。

本来は“タンドール”と呼ばれる壷の中で焼く料理ことを指すのですが、世界的にメジャーな料理となり、今では、ヨーグルトを使った調味料や香辛料に漬け込み焼き上げる鶏肉料理が、一般的に“タンドリーチキン”と呼ばれたりしています。

栄養満点で調理の仕方次第ではフワッと美味しく仕上がる“鶏胸肉”を使います。下処理をしっかりすると、漬け込む時間も短縮できますので、意外と簡単に作れてしまいます。

鶏胸肉は一度水でさっと洗い、水気をキッチンペーパーで拭き取り、食べやすい大きさにそぎ切りにしたら、フォークで穴をあけます。その後、包丁の背を使い叩いて伸ばしたら、塩を振って30分ぐらい置いておきます。

ボウルに、鶏胸肉、無糖ヨーグルト、カレー粉、カレーペースト、パプリカパウダー ターメリックパウダー、自家製醤油、ケチャップ、塩胡椒を入れてしっかりと混ぜたら、30分以上おきます。

じんわりと火を通したいので、フライパンにオリーブオイルをひいたら、鶏胸肉を置いてから、火をつけます。

中弱火で焼き、片面が焼けたら蓋をして、蒸し焼きの形でじっくり火を通します。それぞれの面、4分程度でいい焼き色がついてきます。

お弁当に盛り付けたら、フライパンに残るタレをかけ、最後に自家製のタイムを飾れば完成。

スパイスの良い香りで、まず心を掴まれてしまいますが、まろやかで程よく酸味の効いたタレと、しっかりとした味わいを楽しめる鶏胸肉…いずれも美味しさたまりません。

下処理をし、じっくり蒸し焼きにした鶏肉はパサつくことなくフンワリと仕上がりますので、食べにくさなどは全くなく、逆にどんな方でも楽しめる柔らかい肉質になります。

味付けもスパイスの風味はしっかりするものの、辛味は抑えられますので、栄養満点でヘルシーな、色んな方に食べていただきたい一品です(^^)。

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さつま芋のサモサ

タンドリーチキンと同じく、“サモサ”もインド料理の一つですが、香辛料で味付けした具材を、小麦粉を練ってつくる皮で三角形に包む料理です。

皮は、国内で手に入りやすい“餃子の皮”を使うことで、簡単に本場の味を楽しむことができます。

ベースにはじゃが芋が使われることが多いのですが、甘みの濃いさつま芋がバンブービレッジさんより届いていますので、こちらを使って、優しい甘さが広がるオリジナルのサモサに仕上げていきます。

玉ねぎはみじん切りにして、フライパンにオリーブオイルをひき、良く炒めます。

さつま芋は柔らかくなるまで茹でて、粉吹き芋にし、熱いうちにマッシャーで潰します。

炒めた玉ねぎを入れ、クミンパウダー、塩胡椒で味をつけたら、よく混ぜて、餃子の皮に、具を入れて、三角形になるようにまとめていきます。

口の部分が開きやすいので、しっかりと止めたら、180度の油で色良く揚げていきます。

鍋から上げ、しっかりと油を切りお弁当にそのまま盛り付ければ完成。

カリッと揚がった皮からは、甘味十分のさつま芋が顔を出します。今の時期のさつま芋は糖度が高いので、パサつくことなくトロトロっととろける美味しさを味わえます。

揚げた皮とこの甘いさつま芋の相性は、ちょうど中華料理の“胡麻団子”の餡と団子のように、とっても良く、シンプルではありますが、止まらなくなる美味しさです。

揚げたてはパリッとカリっと歯ごたえ良く、少し時間をおくと程よくしっとりして、どちらもオススメですが、作りすぎても“おやつ”として食べられる一品です(^^)。

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「東京里山ごはん」とは?

NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。

美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。

この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へも、一食1,000円(税込)でご用意させていただいております。

施設の昼食としてお作りするものですので、①メニューは日替わりで1パターンのみ、②12時半にお食事を提供、③前日午前中までの完全予約制、ではございますが、それでもご希望いただける方は、「お問い合わせ」よりご連絡いただければと思います。

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ABOUT ME
高井 大輔
横浜市出身、東京都町田市在住。 学生時代に“大学ボランティアセンター”づくりを目指し活動し、卒業後そのままセンターの職員に。大学周辺に福祉施設が不足していることを知り、大学を退職。障害福祉を扱う会社とNPOを設立。現在、施設運営を行いながら、「自ら生きる」をテーマとした生活づくりを実践中。