里山ごはん

冬の食材を使うお弁当の一品 #144焼き鯖&大豆入りひじきの煮物【東京里山ごはん】

本日の献立

・焼き鯖

・大豆入りひじきの煮物

・白菜とベーコンのにんにく醤油炒め

・丘ワカメと水菜のしそ風味和え

・紫玉ねぎの酢漬け

・ミニトマト入り卵焼き

・かぼちゃの豆乳味噌ポタージュ

・雑穀米

・自家製梅干し

・フルーツ白玉あんみつ

 

焼き鯖&大豆入りひじきの煮物

 

各メニューの紹介

大豆入りひじきの煮物

本日のメインは脂ののった鯖の塩焼きです。それに合わせて旬の素材をふんだんに使った和風のお弁当に仕上げました。

品種にもこだわるバンブービレッジさんの無農薬大豆。収穫から選別まで大人数で取り掛かったものの中々終わらずとても大変だったとお聞きしていますが、その貴重な大豆は、本日ひじきの煮物に使わせていただいています。

バンブービレッジ代表竹村庄平さんの投稿(Facebook)より

 

大豆は良く洗い、一晩水に浸けて、翌日、鍋に入れ1時間ほど柔らかくなるまで茹でます。長ひじきは、30分ほど水に浸けて戻し、ざるにあげて水を切ります。

人参はいちょう切りに、油揚げは半分に切ってから短冊切りにします。

厚手の鍋に油をひき、ひじきをよく炒めたあと、人参、油揚げ、大豆の順に入れながら軽く炒め、ひたひたになるくらいまで水を足し、昆布出汁、みりん、酒、自家製醤油を入れ、10分ほど煮れば完成。

低カロリーにも関わらずビタミン・ミネラル・タンパク質など、栄養が抜群に豊富な大豆とひじき。この一品でしっかりと多種の栄養素を摂取できるのは嬉しいです。

味の面でも、ホクッと美味しい大豆に、和風の優しい風味の出汁が染み込んだひじきがまたよく合います。定番の組み合わせではありますが、和食のお弁当には添えておきたいおかずです(^^)。

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かぼちゃの豆乳味噌ポタージュ

お弁当には旬の素材がもつ赤青黄色のそれぞれがキレイに広がりますが、黄色の食材としてこの時期欠かせないのが“かぼちゃ”。

夏に収穫されたかぼちゃは、水分が多く、甘みもあっさりとしていますが、このかぼちゃを冬頃までじっくりと追熟させることで、甘みがギュッと詰まったかぼちゃになります。これで作るかぼちゃのスープが、また甘み濃く、とても美味しいです(^^)。

バンブービレッジさんのかぼちゃは一口大に切っておき、鍋に水を入れ、切ったかぼちゃと昆布出汁を入れて柔らかくなるまで煮ます。

ハンドブレンダーでかぼちゃをつぶし、自家製味噌、豆乳を入れれば完成。

まろやかなかぼちゃに豆乳を合わせることで優しくクリーミーな仕上がりのスープとなりますが、和食に合うよう味付けのベースには自家製味噌を使用することで、他のおかずと良く合う和風ポタージュになりました。

味噌は麹を多めにして仕込んでいますので旨味は濃厚ですが、塩味は強くありませんのでかぼちゃの風味を邪魔することなく、バランスよく素材の美味しさを楽しんでいただけたかと思います(^^)。

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白菜とベーコンのニンニク醤油炒め

日本における冬の野菜の代名詞“白菜”。やはり寒くなるとたくさん食べたくなるのがこの野菜ですが、クセがないため様々な調理法で使えるのも人気のポイントかと思います。

本日は食欲そそるニンニク風味で、シャキシャキ食感たまらない炒め物にしていきます。

白菜は食べやすい大きさに切っておき、ベーコンは1センチ幅でスライスします。

フライパンにオリーブオイルをひき、ベーコンを炒めたあと、白菜を入れ、よく炒まったら、バンブービレッジさんのニンニクで作った、自家製ニンニク醤油を回し入れれば完成。

自家製醤油に皮をむいた生ニンニクを漬けて作った“ニンニク醤油”は風味濃く、炒め物の味も、グッと良くしてくれます。甘みある白菜の淡泊な味わいが、ガツンと香るニンニクの風味と組み合わさると良いおかずになり、ご飯もどんどん進みます。

ニンニク醤油は便利ですので、たくさん採れる季節には仕込んでおくと、一年中その風味を楽しめるので有り難いです。ニンニク好きにはたまりませんね(^o^)。

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「東京里山ごはん」とは?

NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。

美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。

この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へも、一食1,000円(税込)でご用意させていただいております。

施設の昼食としてお作りするものですので、①メニューは日替わりで1パターンのみ、②12時半にお食事を提供、③前日午前中までの完全予約制、ではございますが、それでもご希望いただける方は、「お問い合わせ」よりご連絡いただければと思います。

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ABOUT ME
高井 大輔
横浜市出身、東京都町田市在住。 学生時代に“大学ボランティアセンター”づくりを目指し活動し、卒業後そのままセンターの職員に。大学周辺に福祉施設が不足していることを知り、大学を退職。障害福祉を扱う会社とNPOを設立。現在、施設運営を行いながら、「自ら生きる」をテーマとした生活づくりを実践中。