里山ごはん

はぐら瓜と茄子のジューシーフライ #80二種野菜の挟みフライ&夕顔のとろみ煮【東京里山ごはん】

東京里山ごはん200821

本日の献立

・はぐら瓜と茄子の挟みフライ

・夕顔とはぐら瓜と干し海老のとろみ煮

・赤オクラの酢漬け

・青紫蘇とみょうがとはぐら瓜の浅漬け

・有機じゃがいもと玉ねぎの味噌汁

・自家製梅干し

・ゆかりご飯

・赤紫蘇スカッシュ

・豆乳ゴマプリン

 

東京里山ごはん200821はぐら瓜とナスの挟みフライ&夕顔とはぐら瓜のとろみ煮

 

豆乳ごまプリン&赤紫蘇スカッシュ

 

各メニューの紹介

はぐら瓜と茄子の挟みフライ

長さは30cmくらいで直径が10cmほどの緑の野菜“はぐら瓜”。

“歯がグラつく人でも食べられる柔らかさ”というところから由来しているといわれていますが、果肉は柔らかいものの、パリッとした歯ごたえも感じられることが特徴です。

味は淡泊で、クセのない味わいですので、そのまま単体で食べるというよりかは、ひと手間加えたり、ほかの食材と組み合わせたりして食べるほうが向いているように思います。

シンプルな風味ですので、色々な料理に使えそうですから、今回はいくつかこの“はぐら瓜”を使ったメニューに挑戦します。

まずは“はぐら瓜とナスの挟みフライ”。ジューシーな挽き肉とよく合う2つの野菜で、それぞれ挟んでサクッと揚げました。

タネは、豚ひき肉に、みじん切りした有機玉ねぎ、すりおろしにんにく、ナツメグ、塩、胡椒、卵、パン粉をいれよく混ぜて、置いておきます。

はぐら瓜は、縦半分に切って、中にあるワタをスプーンでとり、5ミリ幅でスライスしていきます。

茄子も縦半分に切り、さらに切り口に平行に切り込みをいれて、水に晒してアクを抜きます。

はぐら瓜は、肉だねを入れる部分に茶こしで片栗粉を振り、肉だねを詰めます。茄子は、水を切ったら、肉だねを挟み込む部分に片栗粉をまぶし、肉だねを詰めていきます。

詰めたはぐら瓜と茄子に、小麦粉と卵と少量の水を入れた衣をつけ、パン粉をまぶし、160度の油で、5分ほど色よく揚げれば完成。

ボリューム満点のフライを口に入れれば、肉汁がたっぷり溢れてきますが、全体量の半分以上が野菜ですので、想像以上にあっさりと食べることができます。

暑い日、ヘビーな揚げ物はちょっと…という日でも美味しく食べれる一品です(^^)。

 

夕顔とはぐら瓜のとろみ煮

サクサクの揚げ物に、とろみダレの一品というのが個人的な好みなのですが、はぐら瓜を使った二品目は、“夕顔とはぐら瓜のとろみ煮”です。

夕顔もはぐら瓜も柔らかく食べやすいのですが、とろみあんに絡ませることで、より誰もが食べやすいメニューとなります。

夕顔は一口大の乱切りにし、水にさらしてアクを抜きます。はぐら瓜は半分に切り、タネをスプーンで取り除き、夕顔同様、一口大の乱切りにします。

厚手の鍋に、水切りした夕顔とはぐら瓜とともに、干し海老をいれたら、浸るくらいに水を張り、昆布出汁をいれたら、柔らかくなるまでしばらく煮ます。

煮えたら、みりん、大島の天然塩で味を整えて、片栗粉でとろみをつければ完成。

なんにしても美味しい“はぐら瓜”は、煮物にしてももちろん美味しい(^^)。

味付けは、天然塩にみりんと、いたってシンプルではありますが、万能なはぐら瓜。これだけでも充分美味しくいただけます(^o^)。

 

はぐら瓜の浅漬け

はぐら瓜の定番、浅漬け。見た目はきゅうりにそっくりですが、また違った食感や味を楽しめます。

香りを添える自家製の青紫蘇とみょうがは、千切りにします。はぐら瓜は縦半分に切り、スプーンで種を取り除き、斜めにスライス。

ボウルにはぐら瓜と大島の天然塩をいれたら手でよく揉みます。青紫蘇、みょうが、昆布だしを入れて、冷蔵庫で30分ほど置けば完成。

サッパリと美味しさ広がる、はぐわ瓜の浅漬け。甘みの強いお米との相性も抜群です。夏バテ防止にも効果的ですので、美味しく沢山摂取しておきたいです(^^)。

 

「東京里山ごはん」とは?

NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。

美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。

この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へも、一食1,000円(税込)でご用意させていただいております。

施設の昼食としてお作りするものですので、①メニューは日替わりで1パターンのみ、②12時半にお食事を提供、③前日午前中までの完全予約制、ではございますが、それでもご希望いただける方は、「お問い合わせ」よりご連絡いただければと思います。

※ 記載している内容は投稿時のものです。随時修正を加えてはおりますが、現状と内容が異なる場合もございますので、御了承ください。

ABOUT ME
高井 大輔
横浜市出身、東京都町田市在住。 学生時代に“大学ボランティアセンター”づくりを目指し活動し、卒業後そのままセンターの職員に。大学周辺に福祉施設が不足していることを知り、大学を退職。障害福祉を扱う会社とNPOを設立。現在、施設運営を行いながら、「自ら生きる」をテーマとした生活づくりを実践中。