里山ごはん

世界が愛す“テリヤキ”はお弁当にも最適 #145鶏つくねの照り焼き&さつまいもプリン【東京里山ごはん】

本日の献立

・鶏つくねの照り焼き

・里芋の煮物

・蓮根の柚子胡椒きんぴら

・小松菜の胡麻和え

・柚子大根

・紅芯大根の酢漬け

・自家製梅干し

・雑穀米

・かぶときのこの豆乳味噌汁

・デザートプレート

・さつまいもプリン

・フルーツ(シルクメロン りんご みかん)

・ルイボスティー

 

鶏つくねの照り焼き&蓮根の柚子胡椒きんぴら

 

さつまいもプリン&カットフルーツ

 

 

各メニューの紹介

鶏つくねの照り焼き

「照り焼き -teriyaki-」という単語は、いまや世界的に周知されているほどの言葉で、海外の辞書にも載るようになってきています。

例えば米国の醤油の消費量はほとんどがこのテリヤキのソースに使われているということなのですが、私たちの里山でもこだわって醤油を作っておりますので、これを贅沢に使って、本日の素材、鶏つくねを照り焼きにしていきます。

つくねの材料は、鶏ひき肉300g、溶き卵1個、自家製醤油大さじ1と1/2、きび砂糖小さじ2、生姜すりおろし少々、片栗粉大さじ2。

これをよく混ぜ、形を整えたらフライパンにつくねだねを並べて、両面にこんがり焼き色をつけます。

鍋には水300cc、昆布出汁小さじ1、自家製醤油と酒を各大さじ1と1/2、きび砂糖大さじ1を入れ、混ぜたら焼いたつくねを足し、中火で煮汁がなくなるまで煮ます。

味が染み込み、つくねが美味しそうな茶色に変われば良い頃合いです。盛りつけた二つのつくねの内一つには、“照り焼き”との相性も良い大葉を被せています。

日本伝統の調理法「照り焼き」。この甘辛い風味は誰もが大好きなこと間違いありません。醤油ベースのタレに火が通ることで漂う香りはとてもよく、表面に香ばしく焼き目のついたつくねも、噛めば中からはアツアツの肉汁が溢れ出てきて、たまりません。

つくねは食べやすいので、子どもから大人まで食べやすいですし、しっかりとボリューム感もあるので、どなたでも満足できるお弁当にオススメの一品です。

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蓮根の柚子胡椒きんぴら

この時期の和食には欠かせない蓮根を、本日はきんぴらにしますが、アクセントとして自家製の柚子胡椒を加えています。

柚子胡椒は少量でもしっかりと柚子の香りが楽しめますし、きんぴらの味付けと相性がとても良い“辛味”を添えてくれます。

蓮根は、半分に切り、薄くスライスして酢水につけておきます。

フライパンにごま油をひき、蓮根をよく炒めたら、酒、みりん、きび砂糖、自家製醤油で味をつけ、最後に柚子胡椒を少量入れます。

茨城から直送していただいている蓮根は、シャキシャキっとそれだけでとても美味しいのですが、柚子胡椒の風味が加わることで、お弁当のなかで一際存在感が出てきます。

冷蔵庫に残った柚子胡椒がありましたら、是非試していただきたい一品です(^^)。

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さつまいもプリン

バンブービレッジさんが自然農法で育てたさつまいも。切り口からは蜜が溢れ、日に当てて熟成させれば本当に美味しい芋となりますが、これを本日は手作りのプリンにしていきます。

さつまいも300gは、皮をむき蒸し器で柔らかくなるまで蒸しておきます。

小鍋にグラニュー糖50gに水大さじ1を入れ、焦げないように鍋をゆすりながらカラメルソースを作り、18㎝のバウンド型の底に入れます。

フードプロセッサーに蒸したさつまいも、卵3個、グラニュー糖80g、豆乳300ml、バニラエッセンス数滴を入れてよく攪拌したら、これをカラメルソースが入ったパウンド型の中に入れます。

オーブンを170度に余熱し、オーブン皿に水を張ったら、パウンド型を乗せて40分蒸し焼きにします。

よく冷まして型から取り出したら、盛りつけやすいサイズに切り分けます。

材料はシンプルですので、さつまいもの美味しさをそのまましっかりと感じられる素朴で優しいプリンに仕上がりました。トロッとプルプルでとても美味しいです。

季節の果物とともに旬の味を満喫できるデザート、さつまいもがまだたくさんある今の時期、是非お試しください(^^)。

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「東京里山ごはん」とは?

NPO法人プラナスで施設利用者向けにつくるごはんを私たちは「里山ごはん」と呼んでいます。

美味しいことはもちろん、自分たちを含め身近な人たちが育てた旬の素材を使うことで、安全安心で、何より「生きている実感」を感じられる食事を提供し、里山で過ごす時間が、それぞれの豊かな生活の支えになればという思いが込められています。

レンコンのつくね&里芋の柚子味噌和え

この「里山ごはん」、施設利用者や職員の昼食としてつくっているものですが、その他のご希望される方へも、一食1,000円(税込)でご用意させていただいております。

施設の昼食としてお作りするものですので、①メニューは日替わりで1パターンのみ、②12時半にお食事を提供、③前日午前中までの完全予約制、ではございますが、それでもご希望いただける方は、「お問い合わせ」よりご連絡いただければと思います。

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ABOUT ME
高井 大輔
横浜市出身、東京都町田市在住。 学生時代に“大学ボランティアセンター”づくりを目指し活動し、卒業後そのままセンターの職員に。大学周辺に福祉施設が不足していることを知り、大学を退職。障害福祉を扱う会社とNPOを設立。現在、施設運営を行いながら、「自ら生きる」をテーマとした生活づくりを実践中。